檸檬堂が二代目になってフルリニューアル / 隠し味は加熱したレモンのうま味
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レモンサワーブランドの「檸檬堂」がフルリニューアルを発表。「檸檬堂 定番レモン」(アルコール分5%、果汁率10%)と「檸檬堂 レモン濃いめ」(アルコール分7%、果汁率21%)を、新たに“二代目檸檬堂”として、3月10日(月)より発売します。
加熱レモンのうま味に着目
檸檬堂ブランド史上初となる味も含めたフルリニューアルとなった二代目檸檬堂は、約1年半の開発期間と100回以上の試作を重ねて完成したとのこと。
最大の特徴は“五味のバランス”に着目して、味覚設計を大幅に進化したこと。
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うま味と塩味で他のレモンサワーにはない味わい深さを、甘味、酸味、苦味のベストバランスで後味すっきりを実現し、最後のひと口まで爽やかに楽しめる仕上がりに。
隠し味のレモンピールエキスは、レモンを“加熱”する独自製法でレモンのうま味を最大限に引き出し、食事と一緒に楽しめる飲みやすさを追求しています。
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発表会に登壇した、和食料理店「鈴なり」店主の村田明彦氏は、「フレッシュなレモンと比べて、焼いたレモンを唐揚げにかけると酸味がマイルドになり、うま味が引き立つ。(檸檬堂の味覚設計で)ここに着目したのは凄い」と述べ、実際に「檸檬堂 定番レモン」を飲んでみると「カドが取れて、味が丸くなった印象。ずっと飲み続けられる味わい」と高評価。
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味覚データの提供や味覚に関するコンサルティングを行うOISSY株式会社 代表の鈴木隆一氏は、AI味覚センサーで分析した、加熱レモンによるうま味の増幅効果をデータで示しつつ、「檸檬堂 定番レモン」については「主張しすぎない、いい塩梅でうま味が含まれている。開発の苦労が感じられる」と感想を語りました。
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ちょっといいお酒を飲みたいニーズに応える
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日本コカ・コーラの調査によると、昨今は消費者の「お金をかけるもの」と「節約するもの」を明確に分ける“メリハリ消費”の傾向が強まっているとのこと。
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コロナ禍を経て家飲みスタイルが変化するなかで、家飲みの良さを実感し楽しむ人が増加していると説明し、「いろいろなお酒を楽しみながら、ご自身の好みも見つけていらっしゃる、そんな20代から40代のお客様をターゲットに長く愛されるブランドでありたいと考えています」「せっかく飲むのならば、ちょっといいお酒を飲みたい。二代目檸檬堂はそんな気持ちにお応えし、お客様の晩酌時間に寄り添っていきたいと思います」と、多少の価格差ならば美味しいお酒を飲みたいというニーズに応えるブランドであることをアピールしています。
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