Android 4.0搭載ウォークマン「NWZ-F806」(32GBモデル)開封の儀
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国内未発売のAndroid搭載ウォークマン「NWZ-F800シリーズ」を入手したので早速開封の儀を執り行います。F800シリーズは昨年国内でも発売されたZ1000シリーズと同じくAndroidを搭載したモデル。通話・3G通信機能を備えないAndroidスマートフォンみたいなものです。Android端末なので、当然のことながらAndroidアプリも利用することもできます。OSはAndroid 4.0(ICS)が搭載されています。スペックなどの詳細はこちら。F800シリーズの画面サイズは3.5インチと、Z1000シリーズよりも小さくなっています。Xperia SXと同じくらいの大きさなので、携帯性はかなり良いです。よりポータブルメディアプレイヤーらしくなりましたね。F800シリーズは欧米で先月下旬より販売されています。ラインアップは8GBモデル、16GBモデル、32GBモデルの3種類。今回入手したのは米国で販売されていた32GBモデル(NWZ-F806)です。米国のSony Storeで購入しました。価格は$299(約23,000円)。では開封していきます。まずは箱。Z1000シリーズとは違って透明なプラスチックを使ったパッケージングとなっています。お店の什器に吊るして販売されていそうな感じ。結構小さいです。同梱品はF806本体、インイヤーヘッドホン「MDR-EX0300E」、スペアのイヤーピース、マルチポートケーブル、(おそらく)別売の充電スタンド用のアダプタ(左端のやつ)、取扱説明書類。
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インイヤーヘッドホン「MDR-EX0300E」です。
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Z1000シリーズと同じくバックカバー一体構造なので、バッテリーは取り外せません。また、microSDカードスロット、カメラも非搭載です。
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背面にはリセットボタンがあります。フリーズしたときはボールペンの先などでここを突いて再起動します。
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左側面には何もありません。
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右側面には「W.」ボタン。ボリューム調節ボタンが搭載されています。「W.」ボタンを押すと小窓でミニ音楽プレイヤーが起動します。
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上部には電源ボタン。
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下部にはマルチポート、3.5㎜オーディオジャック、右側のはスピーカーです。その右側には直付型のスラップホールが搭載されています。
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では本体を起動。海外モデルですが、言語選択画面では日本語選べます。プリインストールされているSonyアプリも日本語で表示されます。キーボードは別途Google Playストアからダウンロードする必要がありますが、言語・入力環境は特に問題なし。
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Sony TabletはXperiaブランドになってしまいましたが、Androidウォークマンは依然としてSonyブランドです。ロック画面やホーム画面、アプリのUI等はZ1000シリーズと大体同じ。次はロック画面です。ただ、Android 4.0を搭載していることもあり、フォントが変わっていたり、一部に違いが見られます。
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ホーム画面です。ランチャーはAndroid 4.0の標準ランチャーが使われていますが、壁紙や操作音・通知音はSony独自のものに変わっています。
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操作ボタンはZ1000シリーズと同じタッチ式。振動モーターはF800にも搭載されていないので、タッチしてもブルっと震えたりしません。
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Android 4.9を搭載したことで、設定メニューのデザインやレイアウトは変わっています。
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システム情報です。搭載OSはAndroid 4.0.4(ICS)。
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Z1000シリーズとサイズを比べてみました。かなり小さいことがわかります。画面サイズは3.5インチ、解像度はWVGA(800×480ピクセル)。
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F800シリーズにも「W.」ボタンは搭載されていますが、ボタンの形状が変わっています。Z1000シリーズのボタンはストロークが短いこともあり利用しづらかったのですが、F800シリーズのボタンはクリック感があって押し心地が良くなり、利用しやすくなったと思います。
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3.7インチ画面のXpeira SX SO-05Dとのサイズ比較。ほぼ同じです。厚みも大体同じ。
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アプリドロワー。
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プリインストールアプリです。Chrome for AndroidやRiptide GPゲームが追加されていたりします。
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Sonyアプリは、「W. ミュージック」、「ビデオプレイヤー」、「フォトビューワー」、「FMラジオ」、「Wi-Fiチェッカー」、「W. コントロール」、「ウォークマンクラシックス」、「ヘルプガイド」、「ヘルプガイド(メディアプレイヤー)」の9種類。
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謎の「ウォークマンクラシックス」は、歴代のウォークマンを上下左右360度グリグリ回転すことができます。テープが回るアニメーションも流れたりするので、昔のウォークマンで曲を聴いている感覚を味わうことができます。アプリの趣旨はたぶんそこだと思います。
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「W.」ボタンを押すと小さな音楽プレイヤーが起動します。閉じるにはもう一度押します。
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メインの音楽プレイヤー「W. ミュージック」。アプリはZ1000向けよりも新しいv1.4.0が搭載されています。ただ、今のところDLNAには対応していないので、Throw再生(だったかな)することはできません(アップデートで提供予定と言われています)。
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アルバムアートを指先で選んで再生できる「カバーアートビュー」も利用できます。
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オーディオ機能では、フルデジタルアンプ「S-Master MX」、左右の音の混在を抑制し、本来のステレオサウンドを再生する「クリアステレオ」、引き締まった力強い重低音を再生する「クリアベース」、スピーカーの音レベルを底上げする「xLOUD」に対応します。イコライザやサラウンド機能の「VPT」にも設定可能。FLACフォーマットの再生にも対応しています。
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動画プレイヤー「ビデオプレイヤー」もv1.4.0にアップデートしたものが搭載されています。
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ギャラリーアプリ「フォトビューワー」はv1.3.0にアップデートしたものが搭載されています。内容はZ1000のv1.2.0と大差ありません。UIをAndroid 4.0に最適化したことが主なアップデート内容と思います。
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Z1000と同じくGoogle Playにも対応します。
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Android 4.0を搭載するのでGoogleアプリの多くのUIがAndroid 4.0以上に最適化したものに変わりました。
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Z1000シリーズには個別のアプリとして搭載されていた、最近追加・再生した動画・音楽・写真を表示する「Favorite」はウィジェットになりました。デフォルトでは4×2サイズで表示されますが、ウィジェットのリサイズにも対応しており、4×4サイズに広げることもできます。
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性能面について。F800に搭載されているプロセッサはZ1000と同じTegra 2 1.0GHzデュアルコアです。RAM容量は512MB。アプリの軌道や画面の切り替わり、スクロールなどの動きは体感的にZ1000と差がないくらいスムーズでした。ただ、空きRAMがGingebreadのZ1000シリーズよりも少ないので、アプリを多数動かしたりすると時々もたついたりすることがあります。参考までに、Quadrantベンチマークのトータルスコアは2,665でした。
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