ドレイク/セリーヌ・ディオンらカナダ人アーティストが新型コロナ特番へ出演、ジャスティン・ビーバー/アヴリル・ラヴィーンらは「Lean On Me」披露

カナダで2020年4月26日に放送された特別番組『Stronger Together』に、セリーヌ・ディオン、ジャスティン・ビーバー、ドレイクをはじめとする多くのカナダ人アーティストが出演し、新型コロナウイルス感染拡大に影響を受けている人々を支援している慈善団体への寄付を呼びかけた。
テレビとラジオで放送され、ネットでも配信された90分番組は、Food Banks Canadaの活動支援が目的だった。ディオンは医療従事者、第一対応者、そして他の不可欠なサービスの提供者たちに焦点を当て、「私たちは皆さんにどれほどお礼を言っても言い尽くせません。皆さんの勇気に敬意を表します」と感謝の言葉を述べた。
ジャスティンは番組後半に妻のヘイリーと登場し、「一応お知らせしておきますが、僕たちは皆さんと一緒にカナダにいます。国として一緒に(パンデミックに)耐えています。僕たちから愛と祈りを皆さんに送ります」とコメントし、のちにマイケル・ブーブレ、アヴリル・ラヴィーンなどのカナダ人シンガーたちと共に「Lean On Me」を歌った。
ブーブレはベアネイキッド・レディースとも共演し、他にもシャナイア・トゥエイン、アレッシア・カーラ、サラ・マクラクランなどがそれぞれ自宅からコンパクトなパフォーマンスを披露した。
最後に登場したドレイクはパフォーマンスはしなかったが、視聴者と他の出演者に心のこもったメッセージを送った。「まずは、大義のためにパフォーマンスや才能を披露した全てのアーティストたちに敬意を表すところから始めたい」と彼は述べ、「最前線で働く人々に愛と僕の全ての感謝と全ての支持を送りたい」と語った。
彼は、先日足を怪我して病院で治療を受けたことを明かし、そこで出会った医療従事者たちの士気の高さやはつらつとした仕事ぶりを称賛した。「この危機の中、これほど危険な状況で、自分の家族から毎日離れて仕事に行かなければならない人たちを見るのは驚異的だった」と彼は語り、これらの人々を”俺らを結び付けてくれる糊のような存在”だと表現した。
彼はまた、「家に今いる人々へ。ルールを守りながら自主隔離していて、この状況の影響を受けていないとか、まだ直接受けていないと感じている人々へ」と呼びかけ、「それでも精神的につらいだろうということは分かるよ。自分のスペースにいる全ての人々に、今俺たちが乗り切ろうとしている時代の中に良い面を見つけるよう勧めたい」と語っている。
彼は、自宅にいる間に自分の技術を磨いたり、精神的肉体的に自分を向上させたり、個人的なコネクションや人間関係を育んだりするよう提案している。「今は内省の時だ。(パンデミックが去ったあとに)俺たちみんながより良い人間になり、一つとなって出て来ることを願っている」と彼は話している。
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