『100日後に死ぬワニ』きくちゆうきさん、ラジオで“電通黒幕説”を明確に否定
4月7日放送のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」に、漫画『100日後に死ぬワニ』の作者でイラストレーターのきくちゆうきさんがゲスト出演。完結後に書籍化、映画化、コラボカフェなど次々と追悼企画がアナウンスされ、一部ネット上で「電通案件」だったのではないかと言われている件について、パーソナリティの伊集院光さんからの質問に答えた。
【伊集院光とらじおと】放送中◆10時 ゲストは、漫画『#100日後に死ぬワニ』の #きくちゆうき さんが生出演◆10時40分頃 ご飯の友スカウトキャラバン!#ij954 #tbsradio #radiko https://t.co/Fyav1N7D1R pic.twitter.com/eeYuiUOjNz
— TBSラジオ FM90.5&AM954 (@TBSR_PR) April 7, 2020
「聞かれたこと何でも話そうと思っている」というきくちさんに対し、コーナー冒頭から「(きくちさんは)電通と組んで自分を騙した人、みたいに思っている人もいる。伊集院は早めにラジオでこの漫画の話をしていたから、アイツも電通の一味だって話になって……」と、100日を迎えた後の世間の反応に関する話題に。
きくちさんは、「Twitterで連載を始めて3日目くらいから、本にしたいとか、グッズを作りたいとか、いろんなところから話が来ました。嬉しかったので、漫画を描きながら打ち合わせも全部ひとりで対応していました。去年の年末くらいにマネジメントしたいという話があって、ひとりで対応しきれなくなっていたので、お任せしてからは漫画に集中できるようになりました」と、『100日後に死ぬワニ』は自身で立ち上げた企画だったことを説明。
約2時間かけて打ち合わせしてきた。
楽しかったです。— きくちゆうき (@yuukikikuchi) December 4, 2019
「(昨年)12月4日に僕が箱根ヶ崎の駅に行ったツイートを見て、それが電通研究所に打ち合わせに行ったんだろ、とめちゃくちゃ拡散されちゃって、違うのになと思って。あれはジョイフル本田に打ち合わせに行って、ライブペイントしてくださいという話だったんです。(電通は)いきものがかりのミュージックビデオ制作に関わっていたらしくて、僕もそれは連載終わった後に(知りました)」と、ネット上の噂を明確に否定した。
伊集院さんは、「人間の想像力がカッチリ合ったときに、これは電通だって思っちゃった人って、何を言っても(届かない)。伊集院は電通の回し者だから今日だってラジオに(きくちさんを)呼んでるし、今の話も壮大な言い訳だと思われちゃう」と、きくちさんの心情に理解を示した。
また連載中は、ワニに死んでほしくないあまり読者から「お前が死ね」といった悪質なDMも頻繁に届いていたことも明かした。
ゲストコーナーではきくちさんがイラストレーターを志したきっかけや、『100日後に死ぬワニ』が誕生した背景なども語られている。radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことが可能。
伊集院光とらじおと(2)| TBSラジオ | 2020/04/07/火 10:00-11:00
http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200407101625
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。