【非常事態】東京都医師会長が都民に要請「3週間は密集・密閉・密接の場に絶対行かないと約束して」「シェアして」
新型コロナウイルスが世界的パンデミック状態となっており、日々、日本でも多くの人たちが感染し、発症している。そんな緊急事態のなか、東京都医師会の尾崎治夫会長が、異例の緊急要請を東京都民に呼びかけた。
・密集 密閉 密接の場に行かないで
現在、東京都は週末の外出自粛を東京都民に要請しており、近隣の県も同様のレベルで不要不急の移動を自粛するよう要請している。そんななか、東京都医師会の尾崎治夫会長が「少なくとも3週間は密集・密閉・密接の場に絶対行かないと約束して」との内容をインターネット上で公開したのである。
・東京都の医師を会員とする公益法人
尾崎治夫会長は公益社団法人東京都医師会のトップであり、この会は東京都の医師を会員とする公益法人として知られている。以下は、尾崎治夫会長がインターネット上(Facebook)で公開した東京都民に向けてのコメントである。
・東京都医師会長から都民の方にお願い
「まずFacebookの友達でのお願いです。お読みいただいて、共感していただれば、シェアして下さい。この写真は、私が会長室で飼っているアイボが撮った写真です。…平和ですね。でもこうした平和が、あと2、3週間で崩壊するかもしれません。ここ数日の東京都の感染者の増加は尋常ではありません。心配です。新型コロナ感染は、多くの皆さんの想像を超えた広がりを示しています。医療提供体制の再構築も急務になっていて、そこは、我々の義務ですので、いま頑張っています。皆さんへのお願いです。いろいろな自粛活動で、経済がダメになるじゃないか。もう、家にいるのも飽きてしまった…。よくわかります。でも今の状態を放っておいて、例えばイタリアの様になったら、経済はもっともっとひどくになるのではないでしょうか。皆さんの生活ももっと大変な状態になるのでは…。感染者のかずが急増し始めた、今が踏ん張りどころなのです。何故感染者が増えているのか、特に大学生から40歳代の人、コロナに感染しても無症状か、軽い風邪だと思っている人が、アクティブに行動することが、その大きな原因と言われています。若くて元気な方、もう飽きちゃった。どこでも行っちゃうぞ…。もう少し我慢して下さい。これから少なくとも3週間、生きていることだけでも幸せと思い、欧米みたいになったら大変だと思い、密集、密閉、密接のところには絶対行かない様、約束して下さい お願いします。私たちも、患者さんを救うために頑張ります」
・誰にでも感染しうる脅威
世界的に感染者を増やし続けている新型コロナウイルス。アメリカでは「キャストアウェイ」や「グリーンマイル」などの作品で人気を博した俳優のトム・ハンクスさん(63歳)が感染したことが判明。日本でもカリスマ的コメディアンの志村けんさん(70歳)が集中治療室で治療中だ。このウイルス、「自分だけは大丈夫」ということはありえない。誰にでも感染しうる脅威である事がわかる。
・感染させず自分も感染しない対策
新型コロナウイルスが感染拡大するなか、不要不急の外出を控えるのは要請がなくともするべきであり、都市封鎖となれば「完全に家から出ない」「いつも以上に清潔に保つ」ことが重要となるかもしれない。家族や他人に感染させず、自分も感染しない対策が必要だ。
もっと詳しく読む: 東京都医師会長が都民に要請「3週間は密集・密閉・密接の場に絶対行かないと約束して」「シェアして」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/03/27/tokyo-medical-association-corona-news/
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