「この人だったら乗り越えられるという絶対的な安心感がありました」 マンガ『会社が倒産して夫婦で乗り越えた話』がポジティブで癒やされる

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東京商工リサーチによると、2019年の倒産件数(負債総額1000万円以上)は8383件と11年ぶりに前年を上回っており、会社がなくなることによる失職は他人事とは言えません。

雪わいこさん(@waiko084)がTwitterに投稿した『会社が倒産して夫婦で乗り越えた話』は、ダンナさんが解雇になっていますが、ひたすら雪さんがポジティブで、苦しい状況ながらポジティブでなんだか癒やされます。


ある日、いつものように出社して会社の倒産と自身の解雇を知らされたダンナさん。結婚したばかりで途方に暮れます。

「また仕事探しか……わいこショックを受けるだろうな」と足取り重く想像するダンナさん。会社が倒産したことを告げるのですが……。

「じゃあ明日から家にいるの?」と嬉しそうな雪さん。「不安じゃないの?」と訊いても、なんだかピンときていない様子。悩まない姿に「なんか笑けてきた」と思います。

とはいえ、一気に貧乏に。別のツイートで「本当にお金が無くて大変でした」と振り返る雪さんですが、早朝バイトやいらないものを売ったりして家計を支えます。ダンナさんはイラストレーターの仕事を在宅で始めますが、収入が不安定で「現実は厳しいな」と思い、「稼ぎが少なくて申し訳ない。オレやっぱり会社員に戻ろうと思うんだ」と告げます。

そんなダンナさんに「ずっと夢だった仕事じゃないか、もう少し頑張ってみようよ」という雪さん。ダンナさんを影に日向に支え、病気になった時に看病も……。

貯金ができるようになり、「頑張ったなぁ……ここまで……」と感慨にひたるダンナさん。お菓子を食べる雪さんにぎゅっとして……。

「何かほしいものある?」「おかし」「それいつもじゃん」という夫婦のやり取り。「じゃあさ、今度の休みに何処かに行こうよ」という提案にむっちゃ嬉しそうにする雪さん。ダンナさんと仲良く自転車に乗りに行って足湯に浸りました。いい思い出になりそう……。

実話だというこのマンガ。雪さんは「これから辛いことがあってもこうやって乗り越えてきたんだから大丈夫って思い出せるように描きました」と話し、危機的な状況を乗り越えることができた大きな理由を聞くと、「この人だったら乗り越えられるという絶対的な安心感がありました。結婚する前からどんな事があっても信じて2人で乗り越えようと思っていました」といいます。

「ポジティブで楽観的で素晴らしい」「こんな夫婦になりたい」と多数の反応があったことについて「たくさんの人が共感してくれてビックリしたけどとても嬉しかったです。少しでもこのマンガを読んで元気になってくれたら嬉しいです」とコメントしてくれた雪さん。パートナーを信じてお互いを助け合うということが、難局を乗り切る秘訣だということを、教えてくれるのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/waiko084 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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