オーディション勝ち抜きAKB48増田有華が主演!ミュージカル『ウィズ-オズの魔法使い』が本気

ウィズ・オズの魔法使い

『オズの魔法使い』といえば、少女ドロシーが竜巻に巻き込まれて「オズの国」へと飛ばされ、脳の無いカカシや心の無いブリキの木こり、臆病なライオンと出会いながら、彼らの願いを叶えるために魔法使いに会いに行くという傑作児童文学。ディズニーのアニメ映画が印象深い人も多いのではないでしょうか。

数多い映画・舞台・ミュージカルの中でも、1974年に上演された『ウィズ』は全員黒人キャストでトニー賞7部門受賞。映画版では、ドロシー役をダイアナ・ロス、カカシ役をマイケル・ジャクソンが演じて世界中で愛される作品になりました。

そんな『ウィズ-オズの魔法使い』が日本を代表する演出家・宮本亜門さんによって新たに舞台化することが発表され、その豪華なキャスト・スタッフに注目が集まっています。

まず、主役のドロシー役にはAKBプロジェクト186名から公開オーディションを行い、最終的にAKB48・Bチームの増田有華がその座を射止めました。もともとAKBの中でも歌唱力の評価が高く、舞台・ミュージカルにも数度の出演経験のあるゆっぱいにとって、さらに飛躍する最大のチャンスが到来したといっていいでしょう。

その他にも、物語のキーになるかかし役にはDA PUNPのISSAが配役され、さらには南の魔女グリンダ役に舞台初挑戦となる小柳ゆきが起用されました。さらに森公美子陣内孝則ら個性豊かな実力派もキャスティングされています。

スタッフも超豪華。振付に少女時代のシングル「GENIE」の美脚ダンスの産みの親である仲宗根梨乃さん、美術監修に原宿のカリスマショップ「6%DOKIDOKI」のディレクターできゃりーぱみゅぱみゅのアートディレクションも担当している増田セバスチャンさん、訳詞に布袋寅泰や氷室京介らの楽曲の作詞の多くを手がける森雪之丞さんなど、宮本さんが「「正直、まとまりはありません。猛獣だらけ」とコメントするほど、個性溢れる才能が集結しています。

「震災後の日本を元気にしたい。日本から発信する歌も踊りもパワフルなミュージカルになる」という宮本さんの熱意の詰め込まれた『ウィズ-オズの魔法使い』。2012年9月28日の横浜公演を皮切りに、大阪・東京・名古屋で上演されます。

ウィズ-オズの魔法使い-
http://www.parco-play.com/web/play/wiz/

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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