フロントドアから乗り降りする超小型電気自動車Microlinoが新モデルと共に、電動バイクを発表

街乗りに適したパーソナルモビリティMicrolinoがバージョン2.0を発表した。フロントドアから乗り降りする斬新なデザインを呼んだ、2019年の東京モーターショーで展示されたモデルから、品質や安全性を向上させている。合わせて、三輪の小型電動バイクもラインナップに追加された。

コンパクトな電気自動車Microlinoは、一般的な自動車1台の駐車スペースに3台入る

スイスの自動車会社Microlinoは、BMWが以前に開発していたIsettaのコンセプトを受け継ぎ、個性的な特徴を持つ。2020年3月に発表された第2弾では、最高時速90キロの走行が可能で、2021年に1万2000ユーロでの発売が計画されている。コンパクトな電池は通常の充電設備によって4時間で充電できる。

車体の長さはわずか2.4メートルで、一般の駐車スペースであれば3台が止められてしまう。ダッシュボードはスマートフォンやBluetoothのスピーカー等と接続可能で、カスタマイズできるのが魅力だ。以前のバージョンで1万7000台の事前注文が入っていたが、新しいモデルではより品質や安全性を高めている。

3輪の電動バイクは、足をつかずに信号待ちができる、街乗りに適したモデル

Microlinoは新しく、電動バイクMicrolettaを発表した。前方に2輪、後方に1輪ついている設計は小回りが利きやすく、また、信号待ちのときにも足をつかずに安定して立てる。最高時速は80キロに達し、二つの取り外し可能なバッテリーにより、100キロの距離が走行可能となる。4900ユーロでの販売が予定されている。

Microlinoのような小型の電気自動車は、時速50キロ以上での走行が少ない、コンパクトな欧州の都市に適していると言われる。環境への意識が高まる中、欧州から世界へ向けてパーソナルモビリティの成長が期待される。

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