エミネム、コラボ曲「Godzilla」のMVで故ジュース・ワールドを追悼

現地時間2020年3月9日、エミネムが故ジュース・ワールドをフィーチャーした「Godzilla」のミュージック・ビデオを公開した。https://youtu.be/r_0JjYUe5jo
リリカル・レモネードのコール・ベネットが監督したMVは、「アルコールを一瓶飲み干したら、ゴジラみたいな気分になる」という冒頭のリリックどおり、酔ったエミネムがゴジラ2匹を引き連れ、スーパーを練り歩く姿からスタートする。その後、リリックにちなんだ様々なキャラクターやアイテム、彼のMVではお馴染みのクローンなどが登場しながら、畜殺場、スーパーの駐車場、診療所へと目まぐるしくシーンが変化していく、エミネム・ワールド全開のMVに仕上がっている。途中、元プロ・ボクサーのマイク・タイソンやドクター・ドレーが、カメオ出演しているのも見どころだ。
MVのラスト30秒は、昨年12月にオキシコドンとコデインの過剰摂取により21歳の若さで亡くなったコラボレーターへの心のこもったトリビュートとなっている。生前のジュース・ワールドが、「みんながいい一日を過ごしているといいな。何か意味のあることを達成できているといいな。もし達成できていなくても落胆しなくていい。明日、またはその翌日に、何か意味のあることをすればいい」と語り掛けるナレーションが添えられたモノクロ映像には、彼がカメラに向かって微笑む姿が写っている。彼は、ナレーションで「もし何らかの問題を抱えているのであれば、それを乗り越えられることを願っているし、祈っている。知ってて欲しいのは、君にはどんな問題も乗り越える力があるということ、たとえそれが何であっても」と続けており、最後は「ジャラード・“ジュース・ワールド”・ヒギンズを偲んで」というメッセージで締めくくられている。
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