NHK人気番組『チコちゃんに叱られる!』で動物虐待か コミカルな演出でリスザルやモルモットに唐辛子を食べさせて炎上

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NHK人気番組『チコちゃんに叱られる!』で動物虐待か コミカルな演出でリスザルやモルモットに唐辛子を食べさせて炎上

 
21日、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる!』が放送されました。しかし、番組の中で放送された小動物に唐辛子を食べさせる実験映像に、視聴者から「動物虐待」と怒りの声が殺到しているようです。
 
『チコちゃんに叱られる!』といえば、好奇心旺盛でなんでも知っている5歳の少女・チコちゃんが、素朴かつ当たり前過ぎてかえって答えられないような疑問を出演者たちに投げ掛け、その答えを専門家に取材して掘り下げていくというNHKの人気番組。
問題となっているのは、21日に放送された「トウガラシはなぜ辛いの?」といった疑問について取り上げた内容でした。
 
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曰く、唐辛子には野生動物に食べられないようにするため、辛さの原因物質であるカプサイシンが含まれているとのこと。そして、生き物の口の中にある熱さや痛みを脳に伝達する受容体のTRPV1がこのカプサイシンに反応するため、唐辛子を食べると辛いと感じるそうです。
しかし、鳥のTRPV1は唐辛子のカプサイシンに反応しないそうで、他の野生動物は避けつつも種を遠くまで運んでくれる鳥には食べてもらえるようなメカニズムとなっているようでした。
 
番組では、実際に唐辛子を食べた時の鳥類と哺乳類の反応の違いを検証した実験映像も流れ、唐辛子を足で掴んでもぐもぐと食べるオウムは、特に辛味などは感じていない様子。一方で、同じように唐辛子を食べたリスザルは、すぐに悶絶し口を床にこすりつけます。そしてモルモットも、唐辛子を少し口にしただけでバタバタと水槽から飛び出して逃げてしまいました。
この実験映像は過去に他の番組で放送されたものの引用とのことですが、視聴者からは番組に対し「虐待」といった声が相次いでいるようです。
ネット上では、「リスザルとモルモットにトウガラシ食べさせるやつ普通に動物虐待じゃん…」といった声をはじめ、
 
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「哺乳類の検証がほしいなら、人間が生でかじればいいだけの話だったと思うのです。モルモットの飼育本にもトウガラシは与えてはいけないものと書かれています。命に関わる事態、虐待です」
「モルモットが逃げ出す画が欲しかったんだろ? モルモットがパニックになるほどツライ思いさせるのわかっててモルモットに唐辛子食わせたんだよな? 明白に虐待の意思があるよな。許せねぇよマジで」
「実験動物だからOKwww みたいなノリなんでしょうね。だからリスザルとモルモットのチョイスなんでしょう…想像以上に酷くて辛いです」
「どちらの映像もコミカルな演出がされていた。危険性が語られたり真似をしないように注意喚起されることはなかった。うちのペットはどんな反応をするだろうと興味を持ちかねない内容だと思った」
「動物実験自体を否定するわけではないけど誰でも見れるようなコンテンツでモルモットに唐辛子はさすがにだめでしょ…子供真似しちゃうよ……そもそも刺激物与えちゃだめなんて最初からわかりきってるんだから口頭でいいものをわざわざやってみせて…だめでしょそれは虐待って言われるよばかたれ…」
「リスザルとモルモットに唐辛子を食べさせる実験映像が流れましたが、小さな動物にとってたった一口でも唐辛子のような刺激物を与えると体調不良を起こす恐れがあり大変危険な行為です。絶対に与えないで下さい!!」
といった怒りの声が殺到していました。
今回の放送のために番組が行った実験ではないものの、注意喚起もなくコミカルな印象を与える演出やBGMでは視聴者の怒りも当然のことのように思います。興味本位で真似する人物が現れないよう祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)
 
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