冬ならではの楽しみ!雪がよく似合うが冬のガーデン植物3選
真っ白な雪景色のなか、凛と咲く花の美しさや実の鮮やかさ!
冬枯れでガーデンに色が少ない時期だからこそ、存在感抜群です。
寒さに強いうえ、花&実色が華やか!
雪景色に映える庭木&草花
冬に見どころを迎える植物が少なからこそ、ぜひウインターガーデンに取り入れてみて!
おすすめ3種の特徴と育て方のコツをご紹介します。
ツバキ
© shutterstockツバキ(ツバキ科)は、日本やアジアを原産とする常緑高木。
日本各地に自生しており、和のイメージが強いと思いきや、「カメリア」として
世界中で愛されている人気の庭木です。
ツバキの花色は、ポピュラーな赤のほか、ピンクや白、赤と白の絞り模様などさまざま。
極寒期の2月ごろから春先にかけて、霜や雪に負けずに花を咲かせます。
ただし、北風が吹き抜ける場所では、ツバキが枯れ込んでしまう・ツボミが落ちるなどのトラブルに見舞われがちなので、風の通り道に植えないのがポイント。
またツバキは、日陰でも比較的育てやすい性質だから、シェードガーデンのシンボルツリーにも最適です。
ツバキの樹形を保つため剪定する場合は、花が終わった直後が適期。
花芽は6~7月ごろに形成されるので、これ以降に枝を切ってしまうとツボミがつかなくなってしまうのでNGです。
クロッカス
© shutterstock初心者向けの草花の中でも、特に育てやすいと人気なのがクロッカス(アヤメ科)。
紫や黄色の花は、2月の最も寒さの厳しい時期から4月ごろまで開花します。
クロッカスは草丈10~20cmのミニサイズですから、花壇の縁取りにしてもよし、芝のなかにアトランダムに植えこんでもよしと、楽しみ方多種多様。
日当たりが確保された、水はけのよい土に植えるのがコツです。
クロッカスは花が終わったら茎ごと摘み取って、種がついて株が弱るのを防ぐのがポイント。翌年もしっかり咲かせたい場合は、花がなくなってもそのまま育て、球根を充実させましょう。自然に分球して増えていきますので、栽培環境がよければ数年植えっぱなしでもOK。
またクロッカスはヒヤシンス同様、水栽培でも花を咲かせることができますよ。
ナンテン
© PIXTAナンテン(メギ科)は、鳥に運ばれた実が、勝手に庭に芽吹くことも珍しくないほどの強健種。
またナンテンは、「難を転ずる」木とされ縁起が良いと、昔からよく庭木に用いられてきました。
ナンテンは半日陰でもたくましく育ちますが、実をたくさん付けさせたい場合には、日当たりを確保して。
なお、ナンテンの花期は6~7月と、梅雨と重なるため、雨が多い年は受粉が阻害されがち。冬にボリューム感たっぷりの実の姿を望むなら、開花中の雨天日には、ビニールなどで雨よけをするとGOOD。
ナンテンには秋に見事に紅葉する品種もあり、初夏の白い花も咲いて冬には赤い実と、シーズンそれぞれに魅力的な姿を鑑賞できるのも大きな魅力です。
いかがでしたか?
庭に地植えするだけでなく、鉢やコンテナでも充分栽培できます!
ぜひベランダガーデナーも育ててみてくださいね。
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