花嫁PF「ウェディングニュース」、総額2.8億円を調達

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5,000人の結婚式のレポートが高い熱量で投稿される花嫁プラットフォーム「ウェディングニュース」を運営するオリジナルライフ株式会社は、ニッセイキャピタルらを引受先として、総額2.8億円の資金調達を実施。累計調達額は4.7億円となった。

圧倒的支持

「ウェディングニュース」は、花嫁の顔写真を公開した結婚式実例レポをメインコンテンツに、結婚準備に役立つポータルメディアとして人気を集めている。

2019年1月には、日本初の結婚式場メタサーチ機能をリリースし、結婚式場のフェアなどの予約件数は月間1500人を上回り、月間ユーザーは80万人を超え、インスタグラムのフォローワー数は20万人を突破するなど、成長著しい企業だ。

このたび、ニッセイキャピタル、株式会社セプテーニ・ホールディングス、有安伸宏氏を引受先とする第三者割当増資により2.8億円を調達。これにより累積資金調達額は4.7億円となった。今後は、10倍の成長を目指して、プロダクト開発およびマーケティングに積極投資していくとのこと。

競争激化の先に……

同社は2019年9月に株式会社宝島社とウェディングTech領域での包括的な業務提携を締結しており、2020年1月11日、マーケティング強化の第一弾として、宝島社の女性誌「sweet」との共同プロジェクト「SWEET WEDDING with WeddingNews」を開始。

同サービスは、「sweet」の大人カワイイ世界観と「ウェディングニュース」が持つリアルな花嫁の情報が連動した新しいウエディングWebメディアだ。結婚式を検討中のユーザー向けに、理想の結婚式を実現するためのトレンド記事や、ユーザーの嗜好性に合った結婚式場情報を提供している。

同サービスのコンテンツのひとつに、約20問の設問に答えることで自分の花嫁タイプがわかる「sweet花嫁診断」があり、全7タイプの花嫁タイプを診断できる。花嫁として結婚式に対してのこだわりポイントや大切にしたいことがわかり、花嫁タイプ別やエリア別でおすすめの結婚式場やプロデュース会社を具体的に提案してくれるのが特徴だ。同コンテンツはすでに診断回数1万回を突破したという。

同社は、従来週刊誌が担ってきた、オープンでフェアな競争をつくり産業を進化させる情報を流すという役割をスマホ時代にどのように代替するのかを試行錯誤し、「ウェディングニュース」にたどり着いたという。

同社代表の榎本氏は、消費者の情報環境が激変し、競争が激化していることは、産業をより顧客志向なものに変革できるチャンスだと捉え、このチャンスを共に活かせる仲間やパートナー、メディア、クライアントを熱望しているとコメントした。

人生で数少ない大舞台である結婚式。特に花嫁にとっては失敗したくないものだろう。同社のサービスは、よりリアルな情報を届けられるため、大切な日が苦い思い出になってしまう人を減らせそうだ。また、同サービスの満足度により、結婚式を終えた花嫁もまた次の花嫁へ向けてアドバイスをしようと思うのかもしれない。

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