機械学習による自動運転技術開発のWayveがロンドン市街地で路上試験


機械学習によってカメラとGPSマップで自動走行するという技術で、同社はこのほど資金調達を行い、ロンドン市街地で路上テストを開始した。
・約22億円を調達

ケンブリッジ大学の卒業生2人が2017年に設立したWayveは、このほどシリーズAで2000万ドル(約22億円)を調達し、ロンドンでのテストに漕ぎ着けた。テストにはケンブリッジ大学も協力している。
・初めての道にも対応

これは、人間のドライバーが運転の経験を重ねることでこれまで通ったことのない道でも運転できるのと同じ理論だ。そして重要なことに、Wayveの学習スピードは人間のものよりも速い。
また、センサーやレーダーといった機械を必要としないので実用化となった場合にコストを抑えられることも大きなメリットとなる。
現段階ではまだ実用化はみえていないが、ロンドン市街地でのテスト次第では具体的になってきてもおかしくなさそうだ。
(文・Mizoguchi)

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