【日曜版】『KORG DS-10』の音楽イベント『ガジェ音』に参加してみた
去る7/3(金)高円寺プラットホームにて、「高円寺ストリーミング『ガジェ音』」が開催された。
このイベントは、いま盛り上がりつつある『ガジェット楽器』を使ったイベントで、今回メインで使われたのはNINTENDO DSを使ったシンセサイザー『KORG DS-10』。これはゲームソフトではなく、アナログシンセサイザー顔負けの音作りができる、れっきとした『シンセサイザー』なのである。
今回のイベントには、DS-10界隈の猛者が一同にかいした。ヨナオケイシ、Koishistyle、baker、Denkitribe、mryat スゴイ面子である。なにがスゴイって、同じDS、同じソフトを使っていながら、出てくる音や曲が、DSだけで作られたとは思えないほどのクオリティーなのです。DS-10は、いじり甲斐のある『楽器』である。いじっていじって、いじり倒した先にある世界なのでしょうか、皆さんのDS-10に対する愛を、ヒシヒシと感じました。
司会は、DS-10開発プロデューサーの佐野電磁氏で、「がじぇお~ん!」と、笑っていいとも!のオープニングばりのかけ声とともに、軽妙なトークで幕を開いた。
ヨナオケイシさんとKoishistyleさんのセッションでは、キーを決めただけで軽い感じでスタート、徐々に音が融合し、気づいたときには音の渦に包まれていました。10分がすごく短く感じました。。
世界のDenkitribeさんが、DS-10のデモ演奏を開始。豪華なデモですね。次々とつむぎ出されていくフレーズ。リアルタイムで変化し、作りこまれていくグルーヴ、迷いのない音作り。
bakerさんは「ノイズだけで」曲を作り、会場を盛り上げた。「カフェの隅っこで作ってきましたぁ。」と軽い調子で制作秘話を語っていましたが、持ち運びも自由なのが、DS-10の強みでもあります。
また今回は、KORG ERECTRIBEを使ったプレイも行われ、Denkitribeさんとmryatさんのセッションは、会場を湧かせた。
今回のイベントに参加して感じたのは、同じDS、同じソフトを使うという制限があるからこそ、それぞれのプレイヤーの個性が色濃く出ていたのではないでしょうか。その中でプレイヤー同士がしのぎを削りあって、すばらしい作品が生み出されていくのです。
当日のライブの様子は、ガジェット通信チャンネルから、ニコニコ生放送で常に流されていました。
画面を流れるコメントからも、多くの感動の声がみられました。その様子はアーカイブ動画がありますので、興味のある方は是非ご覧ください(動画はこちら)。
9月には『DS-10 PLUS』が発売されるとのことなので、ますます目が離せませんが、その頃にはまた、第二回目の『ガジェ音』でお会いできるかも!?きまり次第ガジェット通信にてお知らせします。お楽しみに!
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周二郎だよ! フリーランスのカメラマン 様々な人生に出会い撮り続けています。 写真の撮影依頼承ります。 instagram: https://www.instagram.com/shu_ut/
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