オバマ大統領が「Xboxをしまえ」と批判! MS「大統領に賛同します」
オバマ大統領がアメリカ合衆国の子を持つ両親に対し、「私たちは子どもをちゃんと教育して育てるため、Xbox をしまって適切な時間帯にベッドに寝かせることが必要だ」と発言し、欧米のゲーム関係者やゲーマーたちに衝撃を与えている。しかし、なによりもショックを受けたのは Xbox(Xbox360)の発売元・マイクロソフトだったようだ。
マイクロソフトの広報チームはAP通信の取材に対し、「弊社は、健康面と安全性を考えた子ども達の教育を考えるというオバマ大統領の考えと同意見を持っています。しかし Xbox は保護者がゲームのプレイ時間や年齢制限を決められるシステムがあり、それらは他のゲーム機にみられないシステムでもあるのです」というコメントを発表。オバマ大統領の子どもに対する教育論には同意するも、Xboxが子どもたちに対して有害なもの(適正年齢ではないもの)を見せないシステムになっていることを強調した。
オバマ大統領はXboxと名指ししたが、アメリカにおいてXboxはテレビゲームの総称になっているほど認知度の高いゲーム機であり、オバマ大統領は「Xboxが」というよりも「テレビゲームが」という意味で、Xboxの名を出したと思われる。かつては、テレビゲームの総称としてニンテンドー(Nintendo / 任天堂)という言葉が辞書に載るくらい広まっていたが、現在はニンテンドーに匹敵するほどXboxも認知されているということになる。
しかし、この件に対して欧米人はインターネットで「WiiはいいのかWiiは……」「Xboxには暴力的なゲームが多いもんなあ」などの声をあげている。そういえば、オバマ大統領がWiiを所持しているという噂や、イギリスのエリザベス女王が黄金のWiiをプレゼントされたという話をよく聞く。もしかすると、そこそこの地位がある人たちは Xbox よりも Wii が好きなのかもしれない。
イラスト: ピョコタン
■最近の注目記事
サエコの妊娠報道に『2ちゃんねる』既婚女性掲示板は厳しい目
『ドラクエIX』で主人公を巨大化させて遊ぶ人が出現
人気のケータイ『iPhone』と『lPhone』の5つの違い
亡き主人を待つ忠犬ハチ犬の生写真を独占入手!「死の1年前のハチ公」
『ドラクエIX』ダウンロードで外国人歓喜!「SWEEET! この時を待ってた!」
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。