小倉美咲ちゃん行方不明 山梨県警に落ち度はなかったのか直撃電話取材 母親の奇妙な投稿についても

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トリミングサロンBUDDyトリマーおぐらさん(@buddy.ogura)がシェアした投稿 – 2019年 9月月30日午前1時15分PDT

山梨県・道志村のキャンプ場で、小学1年生の小倉美咲さんが行方不明になった事件は、16日目に大規模な捜索を打ち切ることを山梨県警が発表しました。
そこで山梨県警に電凸を試みたのですが、回答はFAXでしか出さないとのことでした。口頭で返答文を読み聞かせる警察がほとんどの中で、山梨県警本部総務室広報官の藤田健氏の対応は妙に丁寧な文書対応でした。
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――世論で批判も出ているようですが、捜索の初動に不手際はなかったのでしょうか?
「行方不明者届を受理した当日から捜索を実施しております」
――現場での人員不足はお察し致します。捜査員の応援要請等の始動の舵取りはどのようになさいましたか
「状況や体制を踏まえ、継続的に運用しています」
――小倉美咲さんの行方不明になった状況の公開情報が最初は少なかったのは何故でしょうか。写真を出すまでに日数かかった理由を教えてください
「写真提供については、行方不明女児のご家族の意向を踏まえて対応しました」
――ボランティアの方の犠牲者が出ていますが、安全配慮に関して山梨県警はどのような方針をとっていますか
「捜索ボランティアの方々には、感謝しております。また、一部の方が負傷された件につきましては、お見舞い申し上げます。警察では、現場周辺が山岳地帯であり事故防止の観点から捜索ボランティアの募集等は行なっておりませんが、お申し出のあった方に対しては現場指揮本部において、単独での捜索及び林道から外れての捜索は避けていただきたい旨の注意喚起を行っております。また、捜索途中で検索ボランティアを把握した場合にも同様の注意喚起を行っております」
――小倉美咲さんの母親、とも子さんのSNSの投稿が騒動になっていますが(自身のSNSで行方を案じる文とともに、経営する店のハッシュタグを付けていた件)、山梨県警は、インターネット上の投稿を意識した捜査をしていますか?
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「一般論として、捜索に必要な情報は活用することとしています」
定型文で広報が回答する裏には、現場では失言が出ているという話も取材で浮上しました。
「SNSのアカウントをのっとられて、自分が投稿していないのに事件に関する投稿がされていたので、情報提供をよびかける山梨県警大月警察署に電話したんです。そしたら、『SNSののっとりですか? 何ですか? それは? よくわからないです。お母さんがSNSとかやっているのもわからないですね。私は、交通課だから。まぁ、私でも大丈夫だけど、サイバー課かなぁ?』という具合で対応されたので、呆れて電話を切ってしまいました」(SNSユーザー 20代主婦)
捜査しているのに手がかりが見つからない……。現場で電話対応する方のこのようなスキルの低さのために情報共有が捜査本部内でキチンとなされていないとしたら大問題ですね。一刻も早く、小倉美咲さんが見つかることをお祈りします。(文◎九頭竜腐流腐流)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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