[ほうれん草の無限おひたしレシピ]プロ直伝!コツは茹で方

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[ほうれん草の無限おひたしレシピ]プロ直伝!コツは茹で方

料理教室の主宰や数々の料理本の執筆を手掛け、「また食べたくなる料理」が評判の冷水希三子さんに、ひと手間でおいしくなる、ほうれん草のおひたしレシピを紹介してもらいます。

無限に食べたくなるほうれん草のおひたし

定番のほうれん草のおひたしも、小分けにして茹でることでシャキッとした歯ごたえが残ります。だしたっぷりのおひたしです。

材料(2~3人分)

ほうれん草:1束

A

鰹昆布だし:200ml

薄口醤油:小さじ2

みりん:大さじ1/2

塩:少々

ごま:少々

作り方

ボウルにザルを重ねたものに水を張り、ほうれん草をつけて、水あげしながら根元部分の砂を落とす。
水にほうれん草をつけて根元の砂を落とす

水洗いのコツ

ザルを一緒に使うことで、落ちた砂が、再びほうれん草に付くのを防ぎます。  

1を下の写真のように軸と葉に切り分け、それぞれ小分けにする。
ほうれん草の軸と葉を切り分ける

それぞれ小分けにする理由

軸と葉では茹で時間が異なるため、混ぜないように小分けにします。  

たっぷりの熱湯に、小分けにした2を入れて茹で、すぐ平ザル(なければバットなどでもOK)にあげる。ほうれん草を入れるとお湯の温度が下がるため、以降は都度沸騰するまで待ってから、小分けにした2を茹でてザルにあげる、を繰り返す。
ほうれん草を小分けにして茹でて、すぐにザルにあげる

茹で方のコツ

・小分けにして、たっぷりの水量で茹でることにより、湯の温度が下がりにくく、しゃっきりとした歯ごたえに仕上がります。
・平ザルにあげて広げておくと、蒸気で水分が素早く切れるだけでなく、冷めやすくなり予熱で火が入るのを防ぐことができます。

小鍋にAを合わせて軽く沸かし、バットにうつす。

4が冷めたら、3の水気を軽く絞って15分くらい浸す。
冷ましただしに茹でたほうれん草を浸す

器に盛り、好みでごまをふる。

豚肉とほうれん草のナムル

だしをたっぷりと含んだほうれん草が、豚のしゃぶしゃぶと絡んでおいしさを引き立てるアレンジレシピです。

材料(1人分)

ほうれん草のおひたし:1束分の1/3

豚肉(しゃぶしゃぶ用):100g

[おひたしを先にあえるための材料]

ほうれん草のひたし汁(※):少々

柚子こしょう:少々

ごま油:少々

A

ほうれん草のひたし汁(※):大さじ2

薄口醤油:少々

ごま油:小さじ2

ひたし汁:ほうれん草のおひたしをつけていたひたし汁

作り方

豚肉を色が変わるくらいにさっと茹でてさましておく。

ほうれん草のおひたしとひたし汁を適量ボウルに入れ、柚子こしょうとごま油を少々加え、混ぜ合わせておく。

2に1を入れ、Aであえる
豚肉とほうれん草のナムルの作り方

最後に

シャキシャキとした食感のほうれん草のおひたしは、そのままでも、また肉などと合わせても絶品です。ぜひアレンジレシピを作ってみてください。

冷水希三子

冷水希三子/Kimiko Hiyamizu

料理家/フードコーディネーター/料理教室主宰

レストラン、カフェでの勤務を経て、フードコーディネーターとして独立。季節の味や素材を大切にしながら、雑誌や広告などを中心に活躍。著書に『さっと煮サラダ』、『スープとパン』(いずれもグラフィック社)、『ハーブのサラダ』(アノニマ・スタジオ)など。
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[ほうれん草]上手な茹で方と、日持ちさせる保存方法

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青菜の王様といわれる、ビタミンと鉄を含む緑黄色野菜の代表格。店頭には一年中並んでいますが、旬は冬。甘みも増して、ビタミンCの含有量 も多くなります。原産地は西アジアで、今では世界中で栽培されています。生食用(サラダ用)のほうれん草はアクが少なく、茹でずに食べられます。

最終更新:2022.03.02

文・写真:冷水希三子
監修:冷水希三子、カゴメ

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