[れんこん定番レシピ]きんぴらの和風&洋風&エスニック3選!
![[れんこん定番レシピ]きんぴらの和風&洋風&エスニック3選!](https://getnews.jp/extimage.php?040c9959a4dbe8b97272b758126cbf6e/https%3A%2F%2Fwww.kagome.co.jp%2Flibrary%2Fvegeday%2Fimg%2Farticle%2F201801%2Fimg_8568_main.jpg)
れんこんは、穴があることから「見通しが利く」縁起の良い野菜として、おせち料理でもおなじみ。和の食材というイメージがありますが、実は洋風やエスニック風の味付けにも合うのをご存知ですか?そこで今回は、料理研究家の高城順子先生に、「れんこんきんぴら」の基本の作り方と、洋風、エスニック風のアレンジレシピを教えていただきました。
シャキシャキの食感!基本のきんぴらのレシピ

ごま油と醤油で仕上げるれんこんきんぴらは、シャキッとした食感と、赤唐辛子のピリッとした辛みが効いていて、ご飯と相性抜群の味わいです。下ごしらえ、加熱、調味それぞれのポイントを押さえれば、仕上がりのおいしさが一段とアップします。
材料(3、4人分)
れんこん(細めのものが良い)…300g
赤唐辛子(小口切り)…1本
砂糖…大さじ1
酒…大さじ2
醤油…大さじ1と1/2
サラダ油、ごま油…各大さじ1/2弱
薄く皮をむくのがポイント
れんこんは水洗いし、下の写真のように、ピーラーで薄く皮をむきます。厚めにむくと、穴が欠けてしまうので注意しましょう。

2mm程度の厚さの輪切り(大きい場合は半月切り)にしたら、酢水を張ったボウルに入れ、約10~15分あく抜きします。
酢の量は、水2~3カップに対し大さじ1杯半~2杯が目安です。
あく抜きの後は、水気をしっかりきる

あく抜きしたれんこんは、ザルに上げて水気をしっかりきりましょう。炒めるときに水気が残ったままだと、炒め煮に近い状態になり、シャキッとした食感が損なわれます。
味付けは砂糖→液状調味料の順番で!
フライパンにサラダ油とごま油を中火で熱し、れんこんと赤唐辛子を炒めます。辛めの味付けが苦手な場合は、赤唐辛子を入れなくてもOKです。れんこんが透き通るような色になり、しんなりしてきたら、砂糖を加えてよくからめます。表面に照りが出てくるまで炒めましょう。少し香ばしさが出てきたら、酒、醤油を加えて混ぜ合わせます。

砂糖から入れると、味のしみ込みが違う!
調味料はまとめて一気に入れるのではなく、まず砂糖から。砂糖を全体にからめながら炒めることで、風味が良くなるうえ、液状調味料がしみ込みやすくなります。ただし、焦がさないように注意しましょう。
汁気がほとんどなくなるまで火を通す
ムラなく混ぜ合わせたら、中火で水分を飛ばすように炒めます。途中、箸で混ぜながら、汁気がほとんどなくなるまで、しっかり火を通しましょう。

水分を飛ばすのが、食感良く仕上げるコツ
調味後は、中火で一気に炒めて水分を飛ばすと、れんこんのシャキシャキとした食感が際立ちます。
仕上げにお好みで一味唐辛子や白ごまをふったら、できあがりです。
洋風・エスニック風に!アレンジきんぴら
きんぴらの味付けがマンネリ化しているな…という方にぜひ試してほしいのが、洋風やエスニック風のアレンジきんぴらです。肉を組み合わせれば、食べごたえもアップ。お弁当のおかずやお酒のおつまみにもおすすめです。
子どもが大好き!ベーコン入り洋風きんぴらレシピ

トマトケチャップで仕上げた、ほんのり甘めの洋風きんぴらです。
材料(3、4人分)
れんこん(細めのものが良い)…300g
ベーコン…2枚
赤唐辛子(小口切り)…1本
塩・コショウ…少々
酒…大さじ2
トマトケチャップ…大さじ1と1/2
オリーブオイル…大さじ1/2
れんこんの下ごしらえは基本の作り方と同様です。ベーコンは2cm幅に切ります。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ベーコン、れんこん、赤唐辛子を炒めます。塩、コショウ、酒を加えてさらに炒め合わせます。
れんこんが透き通るような色になり、しんなりしてきたら、トマトケチャップを加えてよく混ぜながら炒めましょう。汁気が少なくなったら完成。

ご飯にもお酒にも!エスニックきんぴらのレシピ

香味野菜とナンプラーの風味が豊かなエスニック風そぼろきんぴらです。
材料(3、4人分)
れんこん(細い部分)…300g
豚ひき肉…100g
赤唐辛子(小口切り)…1本
酒…大さじ2
ナンプラー…大さじ1と1/2
塩・コショウ…少々
ニンニク(みじん切り)…小さじ1/2
ショウガ(みじん切り)…小さじ1/2
サラダ油…大さじ1/2
れんこんの下ごしらえは基本の作り方と同様です。フライパンにサラダ油とニンニク、ショウガを中火で熱し、香りが立ってきたら、豚ひき肉を入れて炒めます。肉の色が変わったら、れんこんと赤唐辛子を加えて炒め、酒を加えてさらに炒め合わせます。

れんこんが透き通るような色になり、しんなりしてきたら、塩、コショウ、ナンプラーを加えて炒めます。汁気が少なくなったら完成。
memo
ナンプラーの代わりにカレー粉で味付けしてもおいしく仕上がります。
定番料理のきんぴらは、味付けのバリエーションが広がれば、いろいろなシーンで楽しめるおかずに早変わり。調理のコツをマスターして、ぜひレパートリーに加えてみてください。

高城順子
料理研究家・栄養士
女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。
入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。
[れんこん]栄養を守る保存方法&料理の下ごしらえの基本
![[れんこん]栄養を守る保存方法&料理の下ごしらえの基本](https://getnews.jp/extimage.php?ae1daf2b4aea5d09210b1bf7fc3f3906/https%3A%2F%2Fwww.kagome.co.jp%2Flibrary%2Fvegeday%2Fimg%2Fvegetables%2Fimg_Lotus-root_main.jpg)
穴があって先を見通せることから「見通しがきく」という縁起物としても用いられるれんこん。蓮(はす)の地下茎が肥大したもので、漢字では「蓮根」と書きます。
きんぴらや酢ばすではシャキシャキ、煮物ではホクホクとした食感が楽しめます。加熱するメニューが多いようですが、本来は生食できる野菜。火を通す場合も栄養素を壊さないよう、加熱時間は短めにしましょう。
最終更新:2022.12.28
文:KWC
写真:菅井淳子
監修:高城順子、カゴメ

カゴメが運営する、野菜をもっと楽しんでもらえるように、もっと好きになってもらえるように、皆さんがずっと健康でいられるように、お役に立てる情報を提供するメディアです。
ウェブサイト: http://www.kagome.co.jp/vegeday/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。