「BEGIN」「BLANKEY JET CITY」らを輩出した あの“伝説のバンド番組”のロゴTシャツが発売
80年代末から90年代初頭に起こったバンドブーム。ホコ天ムーブメントなどもあり、プロ・アマ含めバンドシーンが盛り上がったあの当時、FLYING KIDS、たま、JITTERIN’JINN、BEGIN、BLANKEY JET CITYといったバンドを輩出した番組があったのをご存知だろうか。
それが『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称『イカ天』)。この『イカ天』はコンテスト形式の番組で、出演バンドが演奏する中、審査員が赤ランプを押すたびに画面が小さくなっていき、誰も赤ランプを押さなければ“完奏”というシステムだった。ちなみに『REVIEW』で日本のCDセールスの記録を作り、今や国民的バンドであるGLAYもこの番組に出演しており、当時は完奏できなかったのは、余り知られていないだろう。
この番組で勝ち抜き、“キング”となったバンドはもちろん、高評価を得たバンドは一夜にして人気者となった。残念ながらキングには届かなかったが、番組出演で一躍その名を上げたのが人間椅子。フロントマンの和嶋慎治(g,vo)は、「放送の次の日、当時住んでいた高円寺を歩いていたら“昨日イカ天で観ました”ってすぐに声をかけられて。怖かったですよ、正直。たった1日で知らない人から声をかけられるなんて思ってもいなかったですから」と、当時の番組の影響力の大きさには驚きを隠せなかったという。
そして先日、このバンドブームを牽引した、『イカ天』のロゴTシャツが発売された! 当時の番組ロゴをシンプルにデザインし、背中にはあの番組の象徴と言える“イカマーク”をワンポイントに配置。ボディ・カラーはブラックとホワイトの2種類が用意されており、モノトーン配色の普段使いできる一枚となっている。サイズはS・M・L・XL・XXLがラインナップされているので、自分に合ったサイジングのものが選べるのも嬉しい。
このTシャツはリットーミュージックが運営するTシャツ・サイト“TOD”で取り扱っており、価格は3,500円(税別)。
当時リアル・タイムで『イカ天』を観ていた人は現在45〜50歳くらいかと思われるが、あの番組に影響されて、バンドを始めたという人も多いはず! あの頃を思い出し、押し入れに眠っている楽器を引っ張り出してみては?
▲Tシャツを着用した和嶋氏。渋い!
▲ホワイト×ブラック、ブラック×ホワイト、ブラック×グレーの3種類。ボディは少し細身でソフトな素材のものを採用。
▲ホワイト×ブラック:156センチ Sサイズ着用
▲ブラック×ホワイト:169センチ Lサイズ着用
▲ブラック×グレー:169センチ Lサイズ着用
【Tシャツ販売ページはこちら】
https://t-od.jp/item/?brand_id=IKA1989
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: リットーミュージックと立東舎の中の人) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。