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動くストランドビーストを体感、テオ・ヤンセン展が札幌芸術の森美術館で開催


テオ・ヤンセン《アニマリス・ペルシピエーレ・プリムス》2006年 ©Theo Jansen

『テオ・ヤンセン展』が、札幌芸術の森美術館で開催中。会期は、9月1日まで。

風を動力源として、オランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」を生み出したテオ・ヤンセンは、1948年オランダ生まれのアーティスト。デルフト工科大学で物理学を専攻し、その後画家となる。86年から新聞のコラムを執筆するようになり、そのなかの記事「砂浜の放浪者」をきっかけに、90年代から「ストランドビースト」の制作を開始。以来、祖国の海面上昇問題を解決するべく、芸術と科学を横断する試みを続けてきた。

「ストランドビースト」のボディ全体はプラスチックチューブで造形され、物理工学を基盤としたその動きは生物を思わせるほどに滑らかで有機的だ。これは、テオ・ヤンセンの故国の海面上昇問題を解決するために生み出されたが、作者亡きあとも自立して砂浜で生き延びるべく、ストランドビーストは歩行、方向転換、危険察知などの環境に適応していくためのシステムを獲得していった。

生と死を繰り返し、遺伝子と遺伝情報を受け継ぎながら進化し続けてきた生命体は、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに提示する。

本展は北海道で初めての個展となり、日本初公開5作品を含む12作品を展示する。実際に動く巨大なストランドビーストを体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオ・ヤンセンが創り出す世界の魅力に迫る。


テオ・ヤンセン《アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ》2013年 ©Theo Jansen


テオ・ヤンセン《アニマリス・ウミナミ》2018年 ©Theo Jansen

展覧会名称:テオ・ヤンセン展
会期:2019年7月13日(土)~9月1日(日)
開館時間:午前9時45分~午後5時30分(入館は午後5時00分まで)
主 催 :札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社、HTB北海道テレビ
     HTBプロモーション
企画協力:Media Force、学研プラス
協 力 :北海道大学CoSTEP
後 援 :北海道、札幌市、札幌市教育委員会

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