サラリーマンやOL、シニア層も日本脱出の準備を始めている!
日本の財政は破綻する。そんな言葉がメディア上を飛び交うようになってから久しくなりました。そして、現在でも様々な識者が、自らの観点から日本財政破綻論を述べており、ある人が「日本はまだ大丈夫」と楽観論を言えば、ある人は「資産は外貨や金に変えるべき」と資産の活用を提案します。
しかし、“想定外”の大災害などの発生により、私たち国民は自分たちの生活に対し、常にリスクを感じざるを得なくなっています。そんな状況で、日本に自分の身体も資産も留めておくべきなのでしょうか?
米国公認会計士の午堂登紀雄氏は『日本脱出 この国はあなたの資産を守ってくれない』(あさ出版/刊)で、給料も下がり続け、年金も破綻し、さらに超重税国家への道を進みつつある日本を“脱出”し、日本経済が破綻しても自分の被害を最小限にするために、以下のような準備をしておくべきだといいます。
・国境を越えて仕事を得られる人になる
・海外で仕事をするために必要な言語(英語、中国語)を習得する
・外貨預金で自分のお金を国の自由にさせない(円以外の資産を持つ)
・投資用不動産を持つ
・複数の収入源を確保しておく
・パソコン一台でいつでもどこでも稼げる能力を身につける
特に投資用不動産については、円高の追い風もあって、マレーシアやシンガポールなど海外の急成長国家が注目されているといいます。午堂氏自身、マレーシアの第二の都市であり、シンガポールにも程近いジョホールバルに「将来性がある」と熱い視線を注いでいます。
「日本脱出」といっても、一生海外で生活することを提案しているわけではなく、午堂氏はあくまで「緊急避難」と考えています。自分の身は自分で守り、さらに海外で力と資産を蓄え、機が熟したら日本に帰り日本のために尽くす、これこそが本当の愛国心なのではないかと話しています。
「日本は破綻しないから大丈夫」といって何もしないのは思考停止だと午堂氏は指摘します。昨年“想定外”という言葉が多用されたように、いつどこで非常事態が起こるかは分かりません。自分を守るため、いざというときの“武装”はしておいたほうが良いのかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)
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