[ニンニクの芽の簡単レシピ]コクのある本格派の味がたまらない
ニンニクの芽は、炒め物や煮物に使われ、洋風や中華風、おつまみにも活躍する食材。食感を活かした、簡単レシピをご紹介します。
ニンニクの芽とは?
スーパーや青果店で売られている、ニンニクの芽。1年中食べられますが、基本的には春に出回る野菜です。ニンニクの芽として売られている濃い緑色の部分は、芽ではなくニンニクの茎になり、正確には「茎ニンニク」という分類になります。これに対して、普段よく食べている白い部分は「りん茎(けい)」といいます。
ニンニクの芽は、β-カロテン710μg(マイクログラム)を含む緑黄色野菜で、ビタミンK54μg、葉酸120μg、ビタミンC45mgを豊富に含みます(可食部100g当たり)。これらの栄養素は、りん茎よりも多く含まれているうえ、香りがソフトなので、一度にたくさん食べやすいというメリットもあります。
ニンニクの芽のレシピ
うまみあふれるレシピを、丁寧にご紹介します。
アサリの酒蒸しピリ辛風
本格的な味がレンジでできる!
材料(4人分)
ニンニクの芽:1束(約80g)
アサリ:2パック(320g)
[アサリの砂出し用]
食塩:水1リットルに対して20~30g
[A]
酒:大さじ4
醤油:小さじ2
ニンニク(みじん切り):適量
唐辛子(小口切り):適量
砂出し済みのアサリが手に入った場合は、下記の砂出しの工程は不要です。
〈アサリの砂出し〉
アサリを水洗いして、ザルに取る。アサリがひたひたになるくらいの水をボウルに用意し、食塩を溶かす。
2に、アサリをザルに入れたままボウルに浸し、3~4時間そのままにしておく。
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アサリをザルに入れたまま塩水に浸すことで、吐き出した砂を、再びアサリが吸い戻すのを防ぐことができます。
〈作り方〉
ニンニクの芽は4cmくらいの長さに切り揃える。深めの皿に砂出ししたアサリ、ニンニクの芽、Aを入れ、ラップをする。
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アサリの口が開くのを邪魔しないよう、深さのある容器を使います。
電子レンジに入れて様子を見ながら加熱し、アサリの口が開いたら完成。最後に
いろいろな食材にニンニクの芽を組み合わせて、風味と食感を楽しんでください。
最終更新:2022.03.02
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)「野菜類」
独立行政法人農畜産業振興機構
野菜ブック「にんにく」(ニンニクの芽の特徴)
今月の野菜2007年3月「にんにく」(ニンニクの芽の出回り時期)
JA越後ながおか(アサリの酒蒸しピリ辛風)
江川漁業協同組合(アサリのミニ知識/アサリの砂出し)
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