ジョン・レノン&オノ・ヨーコ、ドキュメンタリー『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』が9/13リリース

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ジョン・レノン&オノ・ヨーコ、ドキュメンタリー『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』が9/13リリース

 『イマジン』ができるまでにジョン・レノンとオノ・ヨーコが歩んだ芸術的な道程、そして2人の独特な関係を彼らの秘話と共に紹介したドキュメンタリー映像作品『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』が、2019年9月13日にリリースされる。

 【エミー賞】受賞経験者で、【アカデミー賞】ノミネート監督でもあるマイケル・エプスタインが監督を務める今作では、ジョンとヨーコが『イマジン』に行き着くまでのクリエイティヴ面での道程、そしてヨーコの、比較的知名度は低いが、素晴らしい『フライ』というアルバムへの道のりも、説得力のある新たな切り口で語られている。「イマジン」の最初のデモを含む未公開の音源や、未公開映像、そして新旧織り交ぜたインタビューにより『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』は、幼少期に不平等、人種差別、搾取、戦争の恐怖に怯え、のちにそれらを愛と芸術で補っていった彼らの生き様を露わに描いている。

 ヨーコは、「ロック/ポップの曲は人々にアピールするものだわ。それらの歌は人々に語りかけるの。そのようなものは他にはない。“イマジン”はその結果だと言える。私たち2人は、人々が理解できる方法で彼らに話しかけているとわかっていたのよ。“イマジン”という歌ができて、世界に向けて発信できたことは魔法のようなことだと思っているの。そして皆さんにもその魔法をぜひ感じてほしい。大局的に捉えると、ジョンと私が出会ったのは、この歌を作るためだった、と私は感じているの」と語っている。

 ヨーコへの新たな独占インタビューだけでなく、この映画では当時彼ら2人と親しかった人たちとの新たなインタタビューもフィーチャーされている。ジョン・レノンの息子のジュリアン・レノン、1971年に『ヴォーグ』の表紙を飾った2人の有名な写真を撮った写真家のデヴィッド・ベイリー、ヨーコの最初の英ロンドンでの展示会を主催して、2人を紹介した画商のジョン・ダンバー、ヨーコの隣人で、のちに2人のアシスタントになったダン・リクター、彼らのティッテンハースト・パークの自宅にアスコット・サウンド・スタジオを作った、スタジオ・エンジニアのパイオニアのエディ・ヴィール、そして、『イマジン』アルバムで演奏したクラウス・フォアマン、アラン・ホワイト、そしてジム・ケルトナーなどだ。

 未公開の映像、写真、そして音源に加えて、彼らに影響を及ぼしたこのような人々が『イマジン』の製作過程について、今までにないほどに詳しく率直に、当時の様子を解説している。

◎リリース情報
『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』
2019/9/13 RELEASE
<DVD>
UIBY-15111 / 4,500円(plus tax)
<ブルーレイ>
UIXY-15031 / 5,500円(plus tax)
※日本盤のみ字幕付
【収録内容】
『アバーヴ・アス・オンリー・スカイ』本編
―ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョージ・ハリスン、フィル・スペクター、デヴィッド・ベイリーの未公開及びレストア・アーカイヴ映像収録
―オノ・ヨーコ、ジュリアン・レノン、クラウス・フォアマン、ジム・ケルトナー、アラン・ホワイト、ジャック・ダグラス、ダン・リクター、等の新しいインタヴュー収録。
【映像特典】
―ハウ・ドゥ・ユー・スリープ(眠れるかい?)(テイク5&6、ロウ・スタジオ・ミックス)
―オー・マイ・ラヴ(ロウ・スタジオ・ミックス)
―オー・ヨーコ!(バハマ 1969)
―カート・クラウディオとの会話

Photo: Iain Macmillan (c)Yoko Ono Lennon

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