[大根やかぶの葉の栄養]捨てずに食べたい!根との栄養の違い
根の部分を食べることの多い、大根やかぶ。しかし、葉の部分は、β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。今回は、大根やかぶの葉と根の栄養価の違いを紹介します。
[大根編]葉と根に含まれる栄養素の量
大根の葉には、β-カロテン3900μg(マイクログラム)、ビタミンC53mg、ビタミンK270μg、葉酸140μgなどを豊富に含みます(可食部100g当たり)。とくにβ-カロテンは根には含まれない栄養素です。ミネラル類のカリウム、カルシウムなども根より、葉のほうに含まれます。
[かぶ編]葉と根に含まれる栄養素の量
かぶの葉は、β-カロテン2800μg、ビタミンC82mg、ビタミンK340μg、葉酸110μgを豊富に含みます(可食部100g当たり)。かぶの根にも、ビタミン類はあまり含まれません。カルシウム、カリウムなども、葉のほうに含まれます。
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にんじんの葉もβ-カロテン、ビタミンK、葉酸、ビタミンC、カリウムなどを含みます。
最後に
大根やかぶの葉は、細かく刻んで炒め物などにするとおいしくいただけます。どちらの葉も捨てずに含まれる栄養を摂りましょう。
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[大根]栄養や選び方、鮮度を保つ保存、下ごしらえ、切り方など
ほぼ一年中出回っていますが、旬は晩秋から初冬。旬の時期にはたっぷり味わいたい野菜です。大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼなどの酵素も含まれています。
最終更新:2022.12.21
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)野菜類
「日本食品標準成分表」「日本人の食事摂取基準」「国民健康・栄養調査」の数値は記事初出時の最新データを参照しています。これら数値は変更になることがありますので、記事を活用いただく際には最新の数値をご確認ください。
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