PSゲーム『ぼくのなつやすみ』のバグから着想を得た写真作品集「8月32日」発売へ

ええっ! そんなことってあるの!? なんと、プレイステーション(PS)のゲームのバグから着想を得た写真作品集が発売されるとのこと。インターネット上で大きな話題となっています。

PSのゲーム「ぼくのなつやすみ」のバグから着想を得た内容

そんな写真作品集の作者は、toshiboさん。彼はPSのゲーム「ぼくのなつやすみ」のバグから着想を得た内容になっていると語っており、極めて興味深いものとなっている。なにより、表紙からして魅惑的だ。

<toshiboさんのXコメント>

存在しない風景を実際に撮った写真で巡る作品集が発売されます。

『8月32日』というタイトルで、プレイステーションのゲーム「ぼくのなつやすみ」の8月32日バグから着想を得た内容となっています。

各章は8月32日、8月33日、8月34日…と日付が進むように進行し、それぞれに「放課後」「既視感」「視線」「歪み」などのテーマを設けています。読み進めるにつれて風景が次第におかしくなり、どこか不穏で恐ろしい雰囲気を醸し出す写真作品集です。

『8月32日 toshibo作品集』/B5タテ 136ページ
【出版社】芸術新聞社
【発売日】2025年8月26日ごろ
■全国書店・Amazonなど通販にて発売!

“写真作品集”としてはなかなか異色でチャレンジングなタイトルではあるのですが、廃墟、真夜中の峠道、奇妙なオブジェ、バグのような風景など、これまで撮影してきたジャンルの写真を改めて撮り下ろし、章をまたぐ事によって写真の見え方が変わるギミックを本の中に盛り込みました。

また、今回の作品集では写真に没入感を持たせるために、ひとりの主人公の視点、主人公の手記という架空の設定とテキストを添えました。

Amazonの販売ページのリンクはリプライに掲載していますので是非ぜひ、よろしくお願いします。

本来ならば到達できない8月32日が存在

ゲーム「ぼくのなつやすみ」には、本来ならば到達できない8月32日が存在するらしく、その日付に入ってしまうと、だんだん、怪奇な現象とともに、キャラクターがおかしくなっていくらしい……。

8月32日に足を踏み入れられるかもしれない

そんなバグから着想を得た写真作品集。不思議なのか、怪奇なのか、未知なのか、異次元なのか……。これほどまでに、興味をそそらせる写真作品集が今まであっただろうか。この写真作品集を読めば、8月32日に足を踏み入れられるかもしれない……。……わからない。



※記事画像はtoshiboさんのXアカウントより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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