まるで“食べるピーチティー”!  魅惑のレシピ #桃のアールグレイマリネ のおいしさに感動が止まらない!

昨夏、インスタグラムで話題になった @_s_c_a_l_e_s_(スケイル)さんの“桃のアールグレイマリネ”。桃好き、果物好きの間でまたたく間に人気が広がり、みんながこぞって作り、そのおいしさに感動しまくった記憶が、店頭に並び始めた桃を見てふつふつと湧いてきました。

「あー今年も食べたい!」そんな“桃アル”中毒の方はもちろん、「どんな味なの?」「まだ食べたことないー」という方にも、これからの季節にぜひ食べていただきたいレシピが #桃のアールグレイマリネ です。

そして、抜群の人気を誇る“桃アル”をはじめ、スケイルさんがインスタグラムで発表する季節の果物を使った140ものレシピが、今夏、書籍『果物のひと皿』(立東舎刊)にまとまり登場しました!

美しい写真に見惚れ、見たことも聞いたこともない素材同士の組み合わせに想像力をかき立てられるスケイルさんの果物レシピは、一度食べたら(いえ、食べなくても見ただけで)人々を虜にする魅力をページから放ちます。

まずは桃とアメリカンチェリーのレシピから楽しんで!

桃からスタートして、今が出盛りのアメリカンチェリー、メロン、いちじく、ぶどう、梨、柿、柑橘、いちご、栗と続く10種類の果実たちを使って、美しい盛りつけとスタイリングまで含めた、おしゃれなひと皿の提案がこれでもか! と続きます。どの果物も旬をむかえる頃にはぐっと求めやすくなるので、季節を追って気の向くまま、どんどんページをめくって新しい味に挑戦してください。

アメリカンチェリーも1パックの値段が日に日に下がってきて、お手頃感が増してきました。この旬を逃さずに作って欲しいのが“豚スペアリブのグリル チェリースパイスソース”。グリルしたスペアリブを、クローブの入ったチェリーソースを煮詰めるようにからめたガッツリ系のひと品に、「果物をソースにするだけでこんなにもおしゃれになるのか~」と目からウロコが落ちる思いです。

いちじくの可能性は無限大! かぐわしいデザートサラダを提案

果物好きならはずせないのが“いちじく”。料理やデザートに加工しやすいので、果物レシピ本の常連フルーツですが、スケイルさんの提案する15のレシピの独創的で美しいこと! 

いちじくをアマレット酒と白バルサミコでマリネして作る“いちじくの甘いアマレットソース”は、いちじくの甘さや歯ごたえを楽しみながら、マスカルポーネと刻んだピスタチオで風味と食感の変化までつけた大人のサラダ。ワインのおともにしたい、極上のひと皿です。

自家製の果物ビネガーとオイルで、さらにフルーティーに

本書では、フレッシュな果物のレシピ以外にも、セミドライのレーズンやいちじく、ぶどうで作る万能調味料“ヴィンコット”、ゆずのお酒“ゆずチェッロ”など、さまざまな果物の“加工レシピ”も紹介しています。柑橘の皮で香りをつけたオイルや、乾燥ラベンダーとローズのビネガーなど、自家製をストックしておけばひと味もふた味もランクアップしますよ。

左からオレンジオイル、レモンオイル。上はラベンダービネガー、下はローズビネガー。どれも市販で売られていますが、オイルはオリーブオイルに柑橘のオイルを入れるだけ、ビネガーはりんご酢にそれぞれティー用の乾燥ハーブを入れるだけと簡単。ぜひ自家製をストックして、本のレシピをより本格的に楽しんでください。

メインのおかずにデザート、アペロのおとも、自家製ストックまで、果物をとことんおいしく使い尽くすレシピ集は全192ページの大ボリューム。今年の夏の果物から、ぜひいろいろとお試しあれ!


『果物のひと皿』
(料理の本棚シリーズ/立東舎刊)

著者:Scales(スケイル)
定価:本体1,600円+税

PROFILE Scales(スケイル)
料理研究家。デザイナー職を経てイタリアに渡り、ミラノのISTITUTO MARANGONI CORSO MASTER課程終了。現地の風土と食文化に魅せられ料理の世界へ。食材の旬と自らの感性を大切にし、季節感あふれる料理、お酒にも合う料理を提案。ナチュラルワインや、アンティークの器などにも愛情を寄せている。インスタグラム@_s_c_a_l_e_s_で発表する料理が評判を呼び、2018年夏は#桃のアールグレイマリネが大人気に。本書が初著書となる。

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