[ラタトゥイユの簡単アレンジレシピ]ちょい足しでおいしい!
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フランスの家庭料理「ラタトゥイユ」は、野菜のおいしさは味わえるけれど、味が単調で飽きてしまうことも。そこで、料理研究会の高城順子先生にプラスすることでおいしくなる調味料と、メインディッシュにもなるアレンジレシピを教えていただきました。
基本のラタトゥイユに「これ」をちょい足し
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ラタトゥイユをさらにおいしくするコツは、うまみ成分の多い調味料や食材を加えることです。
《ちょい足し調味料》
味噌、塩こうじ、醤油こうじ(いずれも大さじ1程度)を、トマトソースと同じタイミングで入れます。
このほか、オイスターソースでも、うまみとコクがプラスされます。また、はちみつを大さじ1/2~1ほど隠し味として入れることで、甘みが増し、子どもも食べやすい味になります(※)。辛みをプラスしたいときは、豆板醤を入れると大人向けの風味となりおすすめです。
注意:はちみつを入れた場合、満1歳未満の乳児には食べさせないでください。
《ちょい足し食材》
基本のラタトゥイユにソーセージやベーコンを入れると、風味やコクが追加されて食べ応えのあるラタトゥイユになり、タンパク質などの栄養も摂ることができます。
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ラタトゥイユのちょい足しアレンジレシピ
ちょっと足すことで、ボリュームアップにもなり飽きずに食べられる、おすすめアレンジレシピをご紹介します。
●ラタトゥイユのチーズ焼き
ラタトゥイユにチーズをのせて焼いただけの、簡単アレンジレシピです。
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材料(2人分)
ラタトゥイユ:基本のラタトゥイユで作った分量の半量
ピザ用チーズ:20~30g
作り方
耐熱容器にラタトゥイユを入れる。
1の上にチーズをのせ、オーブントースターでチーズが溶けるまで7~8分くらい焼く。
(グリルやオーブンでも可能。その場合はチーズの溶け具合を見ながら焼きましょう)
●パンおじや
カリカリ食感のフランスパンをラタトゥイユに入れて食べる、洋風おじやです。
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材料(2人分)
ラタトゥイユ:基本のラタトゥイユで作った分量の半量
バゲット:10cm
水:300ml
ブイヨン(顆粒):小さじ1/2
パセリのみじん切り:少々
作り方
バゲットは1~1.5cm幅に切り、さらに2つに切る。
鍋にラタトゥイユと、水、ブイヨンを入れ、中火にかけ、沸騰したら1を入れて、混ぜながら1~2分煮る。
2を器に盛り、パセリのみじん切りを散らす。
●ラタトゥイユのぶっかけうどん
茹でたうどんにラタトゥイユをかけるだけの、簡単レシピです。
材料(2人分)
ラタトゥイユ:基本のラタトゥイユで作った分量の半量
うどん:2玉
温泉卵:2個
小ネギ(小口切り):お好みで
作り方
茹でて水でしめたうどんに、ラタトゥイユをかける。
1に温泉卵と、お好みで小ねぎの小口切りをのせる。
ほかにも、ソテーした肉や魚のソースにする、バターライスやパスタにかける、豆腐にかけて洋風冷や奴になどにしてもおいしいラタトゥイユ。いろいろアレンジしてみましょう。
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高城順子
料理研究家・栄養士
女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。
入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。
[タマネギ]保存方法の冷凍&冷蔵&常温の使い分け、切り方など
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特有の辛みやにおいのある、タマネギ。そんなタマネギに含まれる「ケルセチン」は、ポリフェノールの一種です。炒めたタマネギは、うま味成分であるグルタミン酸を含んでおり、料理をいっそうおいしくする薬味としても効果を発揮します。
最終更新:2023.01.05
文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
監修:高城順子、カゴメ
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