アデル/ガガ/マーク・ロンソン、多様性改革が進む映画芸術科学アカデミー会員に招待

アデル/ガガ/マーク・ロンソン、多様性改革が進む映画芸術科学アカデミー会員に招待

 【アカデミー賞】を主催する映画芸術科学アカデミーが、会員の多様化へ向けた取り組みを始めて4年目になるが、今年は842名の新メンバーが招待された。この内、音楽支部会員にはアデル、レディー・ガガ、マーク・ロンソンらを含む28名に声がかかっている。

 今年の招待者の50%が女性で、29%が有色人種だとアカデミーは発表している。招待者の出身国は59か国にのぼる。また、4年連続で600名以上の新メンバーを招待しており、2016年に683名、2017年に774名、2018年には史上最高の928名を招待した。改革が始まる以前の2015年にはたった322名しか招待されていなかった。

 音楽支部には、今年初めて【アカデミー賞】にノミネートされた以下の5名が選出された:ルドウィグ・ゴランソン(<作曲賞>受賞、『ブラック・パンサー』)、ロンソンとアンドリュー・ワイアット(<歌曲賞>受賞、『アリー/スター誕生』)、スコット・ウィットマン(<歌曲賞>ノミネート、『メリー・ポピンズ リターンズ』)、ジェイソン・ルーダー(Jason Ruder)(<録音賞>ノミネート、『アリー/スター誕生』)。

 また、過去に受賞またはノミネートされたことがある3名も選出した(これらの招待者は会員になる条件を以前より満たしていたことになる):レディー・ガガ(2015年に『ハンティング・グラウンド』で<歌曲賞>にノミネート)、アデル(2012年に『スカイフォール』で<歌曲賞>受賞)、アニー・レノックス(2003年に『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で<歌曲賞>受賞)。

 ガガは今年『アリー/スター誕生』で<歌曲賞>を受賞したほか、女優としてもノミネートされた。アカデミーには両部門で招待されている。

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