日本という国においてこの30年でどれほど収入が増えどれほど支出が増えたのか、つまり我々はどれだけ豊かになったのかをできるだけ客観的に書きたいと思う(俺の世界史ブログ!)

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日本という国においてこの30年でどれほど収入が増えどれほど支出が増えたのか

今回はmyworldhistoryblogさんのブログ『俺の世界史ブログ!』からご寄稿いただきました。

日本という国においてこの30年でどれほど収入が増えどれほど支出が増えたのか、つまり我々はどれだけ豊かになったのかをできるだけ客観的に書きたいと思う(俺の世界史ブログ!)

大正時代、芥川龍之介は「ぼんやりとした不安」を理由に自らの人生に終止符を打った。

現代日本において、芥川龍之介とは内容が違うが、誰もがぼんやりとした不安を抱えているのではないだろうか。

「昔はよかったねといつも口にしながら生きていくのは本当に嫌だから」

平成初期に槇原敬之という歌手はそのような歌を歌ったが、果たしてこの30年で日本はどれほど良くなったのか、それを客観的に見て行きたいと思う。

・この30年でどれぐらい物価が上がったのか?
・どれぐらい支出は増えたのか 社会保障篇
・どれぐらい支出が増えたのか 税金篇
・どれぐらい支出が増えたのか デファクトスタンダード篇
・子供の学費はどれぐらい上がったのか
・どれぐらい支出が増えたのかまとめ
・どれぐらい収入は増えたのか?
・日経平均はどれぐらいあがったのか?
・この30年間でどれぐらい給与所得は上がったのか
・この30年間、我々はどれだけ豊かになったのかをまとめる
・ちなみに公務員の給与はどれぐらい上がったのか?
・消費者金融を使う人の数
・奨学金利用者と破産者
・他の国はどれぐらいこの30年間で豊かになったのか
・謙虚な姿を取り戻そう

この30年でどれぐらい物価が上がったのか?

今回のテーマを考える時、必ず物価上昇について考えねばならないだろう。例えば明治時代は1円で家が建つ時代であったし、年と共に物価は上がっていく。

まずはこの30年で物価がどれぐらい上がったのかだが、大体1.8倍ぐらいほどだという結果もあれば、あまり変わっていないという統計もある。

「30年で1.8倍… 2%インフレに負けない老後の備え」2013年5月28日『NIKKEI STYLE』
https://style.nikkei.com/article/DGXNMSFK2403Q_U3A520C1000000/?page=3

総務省にデータがあるが、正直経済には詳しくないため統計を見ても一体どれぐらい実際に物価が上がったのかがよく分からない。。

「消費者物価指数(CPI)」『総務省統計局』
https://www.stat.go.jp/data/cpi/

なのでここはビッグマックの価格を使って物価上昇を考えたいと思う。

こちらの記事↓によれば1985年当時、ビッグマックは単品で680円であったという。

「1985年当時のマクドナルドメニューに衝撃 ビッグマックセット800円にハンバーガー230円とバブリー価格」2013年5月1日『ガジェット通信』
https://getnews.jp/archives/332810

いやいや、今より高いじゃないか!

一口に物価と言っても高くなったものもあれば安くなったものもある。

1985年当時と2019年を比べると、例えばたばこは約2倍、後述するように国立大学の授業料も2倍、郵便はがきは1.7倍ほどで、缶ジュースなんかも80円から120円の値上がりなので、今回の記事では缶ジュースの値段をとっておおむね1.5倍ぐらいという感じで行きたいと思う。

もっとも、NHKの料金なんかは平成4年で1020円、平成26年で1260円なのでそれほど変わっていないのだが…

どれぐらい支出は増えたのか 社会保障篇

今回のテーマにおいてこの問題は主題とも言える。なにせ自分を始め多くの国民がこの社会保障料の問題で頭を悩ませているのだからな。

まずはこの30年でどれぐらい社会保障費が増えたのかを見て行こう。

社会保障料といっても色々あるが、我々に関わる社会保障は大きく年金と保険の問題であろう。

年金に関しては以前に記事にした。

「国民年金の値上がり方が狂気を通り越して詐欺の域に達している件について」2019年3月13日『俺の世界史ブログ!』
https://www.myworldhistoryblog.com/entry/nenkindetarame

記事をものすごく簡単に要約すると、30年前の平成元年では7700であったのが平成30年には16000円ほどとなっている。

データ引用元:「国民年金保険料の変遷」『日本年金機構』
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo-hensen/20150331.html

つまりは約二倍。

厚生年金について見てみると、誤差はあれど大体1.5倍ほどになっているので、年金に関しては物価よりも少し上がっているということが言えるだろう。

データ引用元:「厚生年金保険料率表」『日本年金機構』
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-gaku/hensen/20140710.files/standard_insurance_1.pdf

次に保険料に関してはどうだろうか?

保険料の変遷については全国健康保険協会のホームページに詳しく書いてある。

「保険料率の変遷」『全国健康保険協会』
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/hokenryouritunohennsenn

くわしく書いてあるが、正直読み方がよく分からない。

平成二年は8.4%だった国民健康保険料が平成24年には10%になっているので、大体1.2倍ぐらいという計算でよいのであろうか?

もっとも、平成12年度以降40歳以上の人は介護保険料がとられるようになっていて、これが平成12年では0.6%、平成31年度には1.7%にまで上がっており、約3倍となっている。

少し整理すると、40歳以上は平成元年の段階では8.4%で済んでいたのに、平成31年度の段階では11.7%まで負担が上がっているということになるので約1.4倍になっている。

総じて、物価の上昇率と社会保障利用の増加率は連動しており、おおむね1.5倍ぐらいになっていると言えるだろう。

どれぐらい支出が増えたのか 税金篇

俺の一番嫌いな言葉、税金について見て行こう。

所得税に関しては規定がコロコロと変わっているようだ。

例えば平成27年以前と以降でも大分変っている。

所得税速算表1
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