ウォルマートがバーコード読み取り型のレジレスサービスをカナダで初めて導入

・スマホアプリで商品バーコードを読み込み、カード決済するレジレスサービス

ウォルマートは、カナダで、eコマースや最先端テクノロジーを活用した新たな都市型スーパーセンターの確立に取り組んでおり、初の実験店舗をトロントで開設した。
この実験店舗では、レジで精算する代わりに、利用者が商品のバーコードを専用アプリ「My Walmart App」で読み取り、クレジットカードで決済する「Fast Lane」を導入。
陳列棚などから商品を選ぶごとに、パッケージに印刷されているバーコードを読み取っていき、買い物が完了した時点でスマホ画面上の「Checkout」ボタンをタップすると、決済用バーコードが表示される仕組みだ。
「Fast Lane」の専用レーンに進んで、この決済用バーコードを専用機にかざすと、クレジットカードで決済され、画面に表示されたレシートを係員に提示して、退店する流れとなっている。
なお、店内では無料のWiFiサービスが提供されているほか、充電スポットも設置されている。
・レジレスサービスをカナダで展開していく方針
ウォルマートでは、米国で同様のレジレスサービス「Scan & Go」の実証実験を2018年4月までに完了させており、このトロントの実験店舗を皮切りに、カナダでも「Fast Lane」の仕組みを実装していきたい方針だ。(文 松岡由希子)

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