昭和49年創業・押上の激ウマ町中華“來華”! 麺は浅草開化楼製!
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。ラーメンライターという職業柄、新店の食べ歩きはもちろんやっているが、このところ“町中華”の食べ歩きを改めてやっている。町中華とは町中に佇む個人経営の中華屋さんのこと。こういったお店は、店主の高齢化が進み、後継者探しも難しく、そもそも自分の代でお店を閉めようと思っているところも多数ある。
令和になっても昭和の“町中華”を食べたい時もある。入るだけで懐かしさを感じられる美味しい町中華を今日も1軒紹介したい。
今回紹介するのは押上の町中華。押上は町中華が結構たくさん残っている町。王貞治さんのご実家である“五十番”は閉めてしまったが、他にも長くやっている老舗がいくつかある。
今回ご紹介したいのは“來華”。昭和49年創業で今年で47年の老舗だ。高齢のご夫婦で切り盛りしている。
まずは餃子をつまみながらビールを一杯。キンキンに冷えたビールは最高だ。
相撲のニュースを見ておかみさんとあれこれ言いながら飲むビールは美味い。餃子は大ぶりで皮はモチっとしていて、餡はキャベツの甘みがたっぷり。旨い。
そしてチャーハン。腰の曲がったご主人が一生懸命鍋を振って作る。強めの火力で長めに炒めているのでベタベタ感が全くなく、パラっと上手に仕上がっている。これも旨い。
最後にもやしそば。なんとここは麺が有名な浅草開化楼製だ。醤油に頼りすぎず、スープとあんかけがいいバランスで美味しい!
何を食べても美味しいホッとする町中華。ぜひ足を運んでみてほしい。
來華
東京都墨田区押上1丁目27−1
03-3624-6808
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 井手隊長) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。