ロマンスとカタルシスをもって真正面からタブーに立ち向かい、力強くも繊細な作風で支持を集めるアーティスト ヘザー・ベンジャミンの日本初個展

アメリカのアーティスト ヘザー・ベンジャミンの日本初となる個展がgallery communeにて開催される。
“Burden of Blossom(花の苦しみ)”ではベンジャミンによる新しいペインティングが発表される。近作にも登場する孤独なカウガールが主人公の“Conjure a Smoldering Rose I ‒ XXI(くすぶるバラ1 ~21を呼び起こす)”と題された21の作品シリーズが本展の核。
カウガールは自らが成長していく中で愛に苦しみ、極端な実存意識の間でもがきながら、絶え間ない恍惚状態でサイケデリックな情緒的風景の中に存在している。新作では世界に対峙する為のより良い考え方、より健康的で幸せな、より精力的で自由なライフスタイルを創造し、明らかにする試みがなされている。過去のトラウマから前進する為に、これまで経験した問題を認識して理解し、それに対して敬意を払う必要性を訴えている。なぜならそれらは人生、そして人格を形成する大切な要素だから。
ベンジャミンの作品は常に深く日記的で自叙伝的であり、女性らしさにあらゆる段階があるように、ア ーティスト精神の多くの側面を体現している。
会場では展示作品はもちろん、新作マーチャンダイズの販売も予定されている。

Heather Benjamin solo exhibition “Burden of Blossom”
ヘザー・ベンジャミン展 バーデン オブ ブロッサム

2019年6月1日(土) ‒ 6月11日(火)
Opening reception: 6月1日 (土) 18:00 ‒ 20:00 * アーティストも来日し参加
会場: gallery commune 住所: 東京都渋谷区西原 1-18-7
http://www.ccommunee.com

Heather Benjamin | ヘザー・ベンジャミン
1989年生まれ。ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン 版画学科を卒業。絵画制作の他にアニメーションやセラミック作品の制作、展示キュレーションも手がける。彼女の全ての作品はDIY/パンク 精神、カルチャー、フェミニスト的思想に基づいている。最近ではMuddguts(NY)やThese Days(LA) で個展を開催。
baby-fat.net
https://www.instagram.com/heatherbenjamin_/

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