【話題】日本人女子中学生の命を助けた中国人看護師 / 中国では表彰されるも日本政府は無視「どうするべきか議論」
日本を観光旅行中だった中国人看護師の女性が、癲癇(てんかん)の発作で倒れた日本人の女子中学生と観光地で遭遇。とっさの看護によって女子中学生を助け、多くの人たちから感謝の声が届いた出来事があった。
・日本政府が彼女に対して何もしていない
日本人の女子中学生を助けたのは、中国人看護師の任双双さん。これは2017年4月のことだが、現在(2019年5月)にも再び話題となっており、議論となっている。中国の公益プロジェクト天天正能量で賞金5000元(約85000円)が贈られたものの、日本政府が彼女に対して何もしていないというのである。
・日本は彼女に何らかの感謝を示すべき?
インターネット上では日本人から「東京都が報奨金を出すべきところですね」「何かの公式な記者会見の場で持ち出して謝意を表するとかすれば色々株が上がるんだけど」「台東区長ぐらいは何かコメントすべきだろうなぁ」などの声が上がっており、人命を助けた中国人看護師に対して何らかの感謝を示すべきだとの声が出ている。
*【感動】「日本旅行中に女子中学生を救った中国人看護師、もらった報奨金の使い道は …」
… 2017年10月19日付の鄭州晩報より。
以前、日本を旅行した際に発作を起こした女子中学生を救助した河南省の看護師女性が、報奨金を使って勤務先の病院に小児向けの図書室を開設した。 pic.twitter.com/hwtMRPFiQw
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) 2019年5月11日
台東区長ぐらいは、何かコメントすべきだろうなぁ。外国人観光客で潤っているんだから。まぁ、日本の医療資格の無い人だから立場的にモノが言えない人たちが多いてのは、解ってあげるけどね。
— HenJack@Occupied JPN (@Neconos) 2019年5月12日
いい話なのにアベガーで貶めてますね。嘆かわしい。
他の方も書かれている通り、本件は報じる主体が政府にはなりません。
— なおなお (@ukonminazuki) 2019年5月13日
世話になったって感覚がおかしいよ。
さらに日本側ってのも。
国籍問わず、患者さんがいて、看護婦さんがその場で助けた。それが全て。それ以上もそれ以下もない。— 貧乏神ドドリアさん。 (@dodoria7777) 2019年5月13日
・さまざまな意見が投稿される
しかし、彼女に日本政府が何らかのお礼をすべきだとの声がある一方、「国籍問わず、患者さんがいて、看護婦さんがその場で助けた。それが全て。それ以上もそれ以下もない」「本件は報じる主体が政府にはなりません」などの声も出ており、議論されている。
・任双双さんの他人を思いやる気持ち
ちなみに任双双さんは、天天正能量から得た賞金で河南省腫瘤病院に図書室を作り、書籍200冊を寄付したという。中国では、そんな任双双さんの他人を思いやる気持ちが高く評価された。
もっと詳しく読む: 日本人女子中学生の命を助けた中国人看護師 / 中国では表彰されるも日本政府は無視「どうするべきか賛否両論」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/05/13/kind-chinese-nurse-news/
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