メルセデス、電気自動車「EQC」の生産を開始! 今年生産分は“完売”

このところ世界中の車メーカーから電気自動車(EV)の製品やプロトタイプ、コンセプトの発表が相次いでいる。当初はセダンタイプが多かったが、最近目にする機会が多いのは多機能なSUVタイプ。

ドイツの高級車ブランド、メルセデスベンツもこのほど、SUV「EQC」の生産をドイツ・ブレーメンのプラントで開始したと発表した。

・今年生産分は完売

EQCの販売はまずは欧州が対象で、納車は来月下旬にも始まるとされている。ただし、まずは“VIP”客が優先され、一般消費者への納車は今年11月以降となる。

その一方で、今年生産分はすでに完売しているとのことで、発売前からなかなかの人気ぶりだ。

・値段は880万円

EQCは、メルセデスがEVに特化したブランドEQシリーズのSUVタイプとして、2016年のパリ・モーターショーで発表された。

2つのバッテリーとモーターを搭載し、最大出力は408hp。トップスピードは時速180キロ、時速0〜100キロの加速の所要時間は5.1秒だ。航続距離はNEDC基準で450キロと申し分ない。

気になるのは価格だが、ドイツでのメーカー希望価格は7万1281ユーロ(約881万円)となっている。日本での発売時期はまだ明らかにされていないが、関心のある人は生産開始に伴って同社がリリースしたビデオを見て雰囲気をつかんでみてはいかが。

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