「手入れがキツい」「クレームに繋がる」 介護職の「母の日に花を贈るのはできれば控えて」ツイートに共感集まる

アンナ・ジャーヴィス(1864-1948)が南北戦争時の社会活動家だった母を偲ぶ会を教会で開いたことが発祥の母の日。日本でも5月第2日曜日に祝われますが、ある介護支援専門員・介護福祉士の『Twitter』ユーザーが次のようにツイート。「盲点だった」「考えたことなかった」という声のほか、介護職の人からの反応も多数集まっています。

来週は母の日ですね。
言ったら怒られるであろう介護職の心の叫びをつぶやかせていただきます。

母の日には、たくさんの花が贈られ(送られ)てきます。

介護職に、利用者のお世話に加え花の世話という仕事が増えてしまいますので、できれば花を贈るのはお控えいただきたい。

以上、心の声でした。

「介護職を代表するものではありません」としていたこのツイートですが、次々と「わかる」という人が見られたほか、「鉢植えが困る」という声も。

分かる…花の手入れがキツい…

てか、優先順位があるからね…そんな花の掃除とか手入れとか後回しなのよね…

とりあえず散った花びら片付けるくらいは気づいたらすぐやるけど

切り花ならまだしも鉢植え贈られるとうわぁ勘弁しろください…ってなりますよね(´∀`;)
鉢植え贈ったなら責任持って毎日水やりしに通って欲しいです…

生花は不衛生という意見も。

生花は虫もつきやすく不衛生なのでご遠慮頂きたい。
母の日には電話や手紙でも良いのでコミュニケーションを取る機会にして欲しい。

「花を贈るならばブリザードフラワーで」といった声も。

ほんと、生花はやめて。プリザーブドフラワーとかあるやん。あとなんならテレビカードを買い溜めしといてあげるとか、たまには時間かけて整容してあげるとかさ……。

さらに、クレームにつながる実例ツイートも寄せられています。

これある。
入居者さん喜ぶし、花を贈ることは良いんだけど、後日面会に来たときに

「せっかくあげた花が枯れてる!ちゃんと世話したらまだもつはずなのに」

っていうクレームに繋がるのが辛い。

あげた・喜んでもらった、だけで満足して完了としてもらえないかな。

次に面会に来た時枯れ始めていて「水換えてくれたの?」と言われたことがあります。花より生きているあなたのお母さんのお世話のほうが大事なんですけどね

花よりも「衣類や生活必需品を送ってほしい」という声も多数上がっていた介護職の母の日ツイート。家族が施設に入居しているという人は留意する必要があるのではないでしょうか。

※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2012/04/28-361308.php [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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