挫折から立ち直るための3つの思考
これまでの人生で、挫折を経験したことがあるという人は少なくないはずです。
挫折の経験を糧に成長する人もたくさんいますが、自分に自信が持てなくなったり、やる気を失ってしまったりして、いつまでも再起できない人も中にはいます。
こういった人は、その経験からどのように立ち直ればいいのでしょうか。
『挫折の教科書 失敗体験を成功に導く超簡単メソッド71』(柴田智昭/著、ミリオン出版/刊)には仕事、あるいは人生全般の挫折から立ち直り、人生を巻き返すための方法が示されています。
今回はその中から、挫折を乗り越えて大きく成長をするために必要な考え方を紹介します。
■長続きしないことを恥だと思わない
日本では物事を長く続けることがよしとされがちです。
その中で、仕事が長続きせず、転職を繰り返してきた人や、飽きっぽく物事が長続きしない人はどうしても挫折感・敗北感を持ってしまいやすいもの。
しかし、無理をしてまで物事を継続することだけが正しい生き方ではありません。問題は、自分が本当に好きだということに出会った時に、それを継続できるかどうかなのです。
継続することも大事ですが、自分に合わないと感じたことには早めに見切りをつけることも同じくらい重要だと心得ましょう。
■始めるのに年齢を気にしない
やりたいことが見つかったのに、様々な阻害要因を考えて実行に移せないという人がいます。その最たるものが「年齢」。
本書の著者、柴田さんは、「成功する方は年齢にかかわらず、自分のやりたいことにどんどん挑戦する心を持っている」といいます。
年齢を考えるとつい臆病になるものですが、物事を始めるのに年齢は関係ありません。
何かを始めようと思い立った時が適性年齢なんだと思って、本当にやりたいと思ったことに対してどんどんチャレンジしてみましょう。
■挫折、失敗はむしろ歓迎
できれば挫折や失敗などなしに成功したいものですが、そんな人はまずいません。
どんな成功者も挫折を経験して、そこから何かを学んできているのです。
大事なのは挫折から何を学んだか。
なぜ挫折したか、なぜ失敗したかを徹底的に考えることはつらい作業ではありますが、確実にあなたをステップアップさせてくれるはずです。
挫折を引きずってこれからの人生を過ごすのはもったいないこと。
本書には、挫折に打ち勝って人生を巻き返すためにやるべきことが網羅されていますので、落ち込んだ自分に打ち勝ちたい人、失敗したまま終わりたくないけどどうすればいいのかわからないという人は参考にしてみてください。
(新刊JP編集部)
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