水素燃料電池トラックのニコラ・モーターが電動船舶「Wav」開発中
米国のニコラ・モーターは世界初の水素燃料電池を搭載する電動トラックの開発で一躍有名になった。環境に優しく、しかもタフで長く走れるとあって、夢のトラックとも称される。
そのニコラ・モーターがトラックとは別に現在開発を進めているのが水上の乗り物「Wav」だ。
・「未来の船舶」
Wavは、waveとスペルが異なるが同様にウェーブと発音するよう。おそらく、水との関わりを持たせようとしてのことだろう。水上の乗り物と形容したのは、これまでにないジャンルの乗り物だからだ。形状や大きさは小型スピードボートのようだが、乗り方としてはまたがって腰掛けてハンドルを握るというバイクスタイル。そしてよく見ると2人乗りに対応するようだ。
ニコラ・モーターのCEO、Trevor MiltonはWavを「未来の船舶」と表現している。
・12インチ4Kディスプレイ
もちろん、ニコラが手がけるからには化石燃料を使わず、Wavは電動だ。そしてダッシュボードに12インチの4Kディスプレイを備え、前後にLEDライトを配置するなど、先端の技術が随所に盛り込まれる。クルーズ・コントロールも搭載するという。航続距離やパワー、スピード、運転免許の要不要といった詳細は不明だが、ニコラ・モーターはWav開発に本気のようで「2020年代初めに出荷する」としている。価格は未定。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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