ヴィクター・ウッテン、世界最高水準を誇るベーシストが織りなすグルーヴとテクニックが融合した大阪公演のライブレポートが到着

ヴィクター・ウッテン、世界最高水準を誇るベーシストが織りなすグルーヴとテクニックが融合した大阪公演のライブレポートが到着

 5度のグラミー受賞を誇るなど、現代最高峰のベーシストとして称されるヴィクター・ウッテンがビルボードライブ大阪で来日公演を開催した。

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 ヴィクター・ウッテン、デニス・チェンバース、ボブ・フランチェスチーニ名義でのアルバム『Trypnotyx』のツアーから1年、ヴィクター・ウッテンをまた思う存分満喫できる公演が早くも実現。今回ももちろん視覚と聴覚を大混乱に陥れるマジカル・プレイを目の当たりにできるスペシャルなライブとなった。メンバーは彼のグルーヴを輝かせてくれる気の知れた仲間、兄でギタリストのレジ・ウッテン、そしてもう一人の兄でキーボーディストのジョセフ・ウッテン、ドラムはデリコ・ワトソン。

 ライブスタートは待ち望んでいた観客からの大きな拍手と歓声が送られるなか大きな拍手と歓声が送られるなか、ヴィクターとメンバーが一緒に登場、そしてゆっくりとした間合いからドラムの音と共に演奏が始まり会場が一瞬にしてヴィクター・ウッテンの世界に引き込まれた。

 ライブは、彼らが織りなすグルーヴの心地よさと各所でみせる個々の演奏テクニックを味わえる特別なステージとなった。序盤に披露された「PENTAGON」ではヴィクターの圧巻のプレイで会場が一気にヒートアップ。しかし「I SAW GOD」では4人の聡明なメロディ・ラインとコーラスを聴かせると、会場はまた心地のいい都会的な空間へと変化した。その後もリラックスした楽曲と個々のテクニックを存分に堪能できる構成になっていて、ヴィクターの四連スラップや、ハーモニクス、タッピング奏法、コード弾きを織り交ぜた独特の技巧をこれでもかと体感することができた。ライブ全体を通じて、息のあった演奏とテクニックはもちろん、エンターテイナーとしてのステージングで会場はどんどん彼らの世界に引きずり込まれていった。世界最高峰のベーシストが演出してくれる都会的でセンシティブルなこのライブは、音楽という贅沢を体いっぱいに染み込ませてくれた。

 来日公演は、ビルボードライブ大阪を終えた後、ビルボードライブ東京にて本日3月28日から29日の二日間行われる。グルーヴ感とメロディアスさを際立たせる演奏、そして空間が一体になる夜をお見逃しなく。

Photo by Kenju Uyama

【ヴィクター・ウッテン】
ビルボードライブ大阪
2019年3月27日(水)※終了
1st ステージ 開場17:30 開演18:30
2nd ステージ 開場20:30 開演21:30

ビルボードライブ東京
2019年3月28日(木)・29日(金)
1st ステージ 開場17:30 開演18:30
2nd ステージ 開場20:30 開演21:30

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