テイラー・スウィフト、『30になる前に学んだ30のこと』を米エル誌に寄稿

テイラー・スウィフト、『30になる前に学んだ30のこと』を米エル誌に寄稿

 今年で30歳になるテイラー・スウィフトが米誌エル4月号の表紙を飾り、『30になる前に学んだ30のこと』と題された率直なエッセイを寄稿した。

 2019年3月6日に公開されたこの記事の前書きで彼女は、「30代が“一番楽しい!”って人から聞くから、そのことについての調査結果はわかったら必ず報告するね。でもそれまでの間、30歳になるまでに学んだことをシェアしようと思う。だって2019年だし、シェアすることはケアすることだから」と綴っている。

 「出生証明書によると、私は今年30歳になる。変な感じ、だって自分の中にはまだ18歳の気持ちもあれば、283歳の気持ちもあるのに、現在の実年齢は29だから」と言う彼女が学んだことの中には、“体についた脂肪を憎まない”ことや、“くだらないいじめを無効化するには笑えるようになるだけでもいい”ことなどがあり、自らの体験を例に思いを語っている。

 また、2017年に英マンチェスターのコンサート会場で起きた自爆テロ事件や、米ラスベガスで起きたコンサート会場の銃乱射事件を受け、ツアーをするのが怖くてたまらなかったと彼女は告白している。「どうすれば300万人ものファンの安全を7か月もの間確保できるかわからなかったから」とのことで、“暴力に対する恐怖感”が私生活にも影響を与えたと彼女は綴っている。

 テイラーは、「ウェブサイトやタブロイド紙が、私のこれまでの住所をいちいちネットに晒す役目を買って出ている。あまりに何度も自宅にストーカーが侵入しようとすれば、悪いことが起きるのではと準備するようにもなる」と、銃創や刺し傷に対処できる軍用の止血薬入り包帯を常備していることを明かしている。「この世の良い面や、自分が目撃した愛や、人間性への信頼について毎日自分に言い聞かせるようにしている」と彼女は綴っている。

 彼女はさらに、母親のがんが再発したことも報告している。「両親ともにがんを患ったけれど、母がまたがんと闘っている。このことは、(世の中には)“深刻な問題”と“ほかすべて”が存在することを教えてくれた。母のがんは深刻な問題だ。昔は日々の浮き沈みに一喜一憂していたけれど、今は自分の心配、ストレス、そして祈りを深刻な問題にだけ集中させている」と彼女は綴っている。

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