ハンドボールでミュージックベルを奏でる動画『HAND BALL BELL』公開

熊本国際スポーツ大会推進事務局は、2019年11月30日(金)から熊本にて開催予定の「2019女子ハンドボール世界選手権大会」に先駆け、ハンドボールの魅力を伝えるPR動画『HAND BALL BELL』を制作し、12月27日(木)より公開した。

日本でハンドボールの世界選手権大会が開催されるのは、1997年の「男子ハンドボール世界選手権大会」以来、実に22年ぶりのこと。その喜びを表現するのにふさわしいと選ばれたのが、ベートーヴェンの『交響曲第九番』、通称『第九』だ。『第九』の中でも最も知られるパートである『歓喜の歌』を奏でることで、ハンドボール世界選手権大会が熊本で開催される喜びを表現。最高峰のプレーが熊本で行われることへの溢れる“歓喜”を、想いのこもったプレーで伝える。

一般的にミュージックベル演奏といえば、ハンドルを握りベル全体を振るという奏法だが、今回は福岡大学ハンドボール部(女子)による協力のもと、特注のミュージックベルにハンドボールを投げ当て、発生した音でメロディーを奏でるという斬新な方法で演奏。メロディーを奏でるためには、チームワークが重要なのはもちろんのこと、ミュージックベルにボールを当て均一の音を出すためには卓越したボールコントロールが必要だ。

最初こそベルにボールを当てるこれまでにない体験にとまどいを隠せないメンバーだったが、事前練習を重ねながら徐々に試合で磨き上げられたボールコントロール力で力強い音を出せるようになったという。

ハンドボール選手にとって、高くジャンプしてシュートを行う“ジャンプシュート”は大きな武器だが、普段なかなかじっくり見る機会のないハイジャンプ。今回の動画はそのハイジャンプの迫力を堪能できる映像となっている。

一見、簡単にボールを命中させているように見えるかもしれないが、音が鳴るように小さな的を目がけてボールを命中させるのは、かなりの難易度。メンバーそれぞれが何週間も前から練習を重ねたものの、当日合わせてみるとなかなかメロディーが完成しないという場面も。動画撮影には約10時間を要した渾身の作品だ。

メンバーの高い技術力によって完成したメロディーを、ぜひ味わってみよう。

『2019女子ハンドボール世界選手権大会 公式サイト』
( https://japanhandball2019.com/ )

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