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「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を10才の娘に伝えたかった父親の厳しいしつけ方に賛否

どこまでが「しつけ」でどこからが「虐待」になるのかという子育ての問題は、海外のネットでもしばしば俎上に載るテーマです。

アメリカ・オハイオ州の父親が、学校で他の子をいじめた10才の娘に対する罰として、気温2度の寒空の下を学校まで8kmも歩いて通わせ、その様子を撮影してSNSに公開したことが議論の的になっていました。

動画:Life lessons!!!!(Facebook)
https://www.facebook.com/matt.cox.735/videos/2191578667575986/[リンク]

父親の言い分
皆さん、おはよう。いい月曜の朝ですね。まぁウチにとってはあまりいい朝でもないんだけど。

この動画を撮ることになった背景を説明しようと思う。

この子は10才のウチの娘。学校で他の子をいじめたということでスクールバスに乗るのを禁止されたんだ。これで今年2回目。

はっきり言っておく。いじめは絶対に許されない。我が家では絶対に許さない。

先週金曜日、娘が学校からバス通学の一時禁止を伝える紙を持ち帰ってきて「パパ、来週は学校まで送ってもらうことになったから」と言ったんだ。で、その結果がこれ。

今の時代、学校まで親が送ってくれたり、スクールバスで通学できるのは当然の権利だと思っている子が多いかもしれないが、それは特権だ。甘やかすのは良くない。

そう思うから、今朝はかわいい我が娘を学校まで8kmの道のりを歩かせている。気温2度の中をね。私のやり方に同意できない親も多いと思うが、それはそれでいい。私は娘にいじめを止めさせるために正しいと思うことをやっているだけだから。

もしこれを見ている子供たちがいたら、いじめは絶対に、どこでも、ダメだってことを分かってほしい。

動画を見た人たちの反応
・厳しい愛だね。今の子供たちに必要なものだよ
・お父さんに同意する。親であって友達ではないんだから
・もっとあなたのような親が必要だ
・言って聞かせるだけじゃ何も学ばない子が多いように思う。時には言葉よりも行動がいい時もあると思う
・止めさせるにはこれだよ

・私は学校でいじめられてたから彼女には同情しない。8kmなんて毎日の散歩を倍にしただけだし、私が小さい頃は通学の時に付き添いの大人なんていなかった。この子は良い大人になるよ。いじめは家庭環境じゃなくてテレビのせいだよね
・8kmがどうしたって? 私の祖父母は雪の中を16km以上歩いて通学してたってよ
・ちょっとやりすぎな気もするけど私は好き
・そんな遠くまで歩かせるのは間違ってる。親には受け入れがたいだろう
・いじめを止めさせるのに一番いいのは共感だよ。こうやって歩かせたことでどれだけ共感の気持ちを育てられたか疑問。ただ怒らせただけじゃないことを祈る
・しつけはいいけどさ、なんで撮影して衆目に晒すかな。家の事情とか子供との間の対話が大衆に消費される必要はあったの? 私が子供だったら恥ずかしいよ

8kmというと子供の足だと3時間はかかる距離。すぐ後ろから見守っているとはいえ、なかなか厳しいお父さんです。「自家用車がそれほど普及率していなかった数十年前の田舎では片道数キロ歩いて通うなんて当たり前だったんだから、こんなの罰にならない」という年配と思われる方からの意見もありましたが、それを現代っ子に当てはめてしまうのはちょっとかわいそうかも。

また、「しつけの方法としてはいいと思うけれど、SNSで公開するのは父親が共感を得たかっただけじゃないか」という批判に対して、お父さんは「ネットに投稿することで、私は自分の子供たちの行動に責任を持つつもりであることを示したのだ。友達みたいな親の下では、自分の行動が他人に対してどのような影響を与えるかを考えずにやりたい放題の子供になってしまう」と反論しています。

「友達みたいな親」と聞いてハッとした人もいるんじゃないでしょうか。“自由に伸び伸びと”が尊重されるあまり、子供をしつけられない親が増えているのは自由主義国に共通する悩みなのかもしれません。

画像とソース引用:『Facebook』より

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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