長持ち!登山靴の手入れ術【お手軽】
アウトドアに欠かせない登山靴を長持ちさせるための、基本的な手入れ方法をご紹介。登山靴を傷めないためのポイントも必見です。用途が特別なので難しく感じるかもしれませんが、意外と簡単な手入れ方法ですよ。
目次
登山靴の手入れ方法
登山靴を長持ちさせるポイント3つ
登山靴の手入れ方法
ここでは、使用前から使用後にかけての登山靴の手入れ方法をご紹介していきます。
最初の手入れは購入後のスプレー
登山靴を購入して最初にやるべきことは、防水スプレーの使用です。
手順はとっても簡単で、靴全体に防水スプレーをまんべんなく吹き付けるだけ。
防水スプレーをかけるだけで、汚れ防止になるんですよ。
スプレー後は登山靴をしっかりと乾かしてください。
使用後の登山靴の手入れ方法
© PIXTA下山したらすぐ手入れを・・・とまでは言いませんが、履いた後の登山靴はそれなりの手入れを行う必要があります。
ただしその過程で水拭きしたり中性洗剤などを使う場合は、お使いの登山靴に使っても大丈夫かどうか、あらかじめ説明書等を確認しておきましょう。
【用意するもの】
保革クリーム・・・適量
タオル・・・1枚
防水スプレー
靴用ブラシ
歯ブラシ
登山靴用洗剤
洗濯用中性洗剤
【登山靴の手入れの仕方】
まずは登山靴から靴紐とインソールを外して、靴の中に入った土などを取り除きます。汗を吸ったインソールは風通しの良い場所に干し、靴紐は中性洗剤を使って洗濯してください。
次に靴用ブラシを使って、登山靴のアッパー部分やソールに付着した泥などの汚れを落とします。ソールに詰まった小石は歯ブラシなどを使って取り除きます。
ブラシだけで落ちない汚れは、水を染み込ませたタオルで水拭きして落とすようにしましょう。落ちない汚れは、登山靴用洗剤を使って落として。その後、直射日光の当たらない場所で乾燥させます。
登山靴が乾いたら、ヌバックやスエードなど皮革素材の場合は保革クリームを塗布してから防水スプレーを吹き付けて、手入れ完了です。布や合成皮革の場合は、乾燥後にそのまま防水スプレーを使用すればOKですよ。
登山靴の手入れで何よりも大切なことは、早めに傷みを見つけること。
いざ山登りの途中でトラブルに見舞われたら、それこそ一大事ですからね。
登山靴を長持ちさせるポイント3つ
© PIXTAここでは、愛用の登山靴を長持ちさせるためのポイントをいくつかご紹介していきます。
登山靴は保管場所にも注意が必要
カビが生えないよう風通しが良く、湿度の低い場所で保管するのがベスト。
保管場所に除湿剤を置いておいたり、丸めた新聞紙や木製シューツリーを中に入れておくのも効果的です。
ついやってしまいがちなのは、また近いうちに山に登るからと言って、車のトランクなどに入れっぱなしにしておくこと。
また買った時の箱にしまっておくのもありがちな間違いで、これも登山靴にとっては良い保管場所とは言えません。
高温になる場所での保管は特に登山靴が傷みやすいので、長く使いたいならちゃんとした場所に保管するようにしましょう。
保革クリームを塗る
皮革素材の登山靴の場合、長く使っていると表面の革の油分が無くなってしまい、カサカサした状態になることがあります。
登山靴と言ってもこの点は普通の革靴と変わらないので、保革クリームを使った手入れを行って、革に栄養を与えてやるようにしましょう。
ソールを張り替えて長く使う
数年で寿命が来ると言われているのが靴底(ソール)。
これが傷んでいると防水性能が低下したり、靴が滑りやすくなってしまうほか、傷みが激しい場合は登山に使うのも危険です。
ただしソールは張り替えできるものもあるので、お気に入りの登山靴を長く使いたいなら、張り替えも視野に入れておきましょう。
登山靴の手入れの際は、このソールの角が丸くなっていないか、剥がれていないかをしっかり確認することが大切です。
登山靴の手入れ方法はいかがでしたか? 登山靴と言っても、その手入れ方法は革靴のそれと大差ありません。
使用後のメンテナンスを欠かさずに、山登りの相棒を長く使っていきたいですね。
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