U2、ツアー最終日にボノが気になる発言「僕たちはもう去る」
U2の【エクスペリエンス+イノセンス・ツアー】最終公演が2018年11月13日に独ベルリンで開催されたが、バンドの今後についてボノが気になる発言をしたようだ。
彼は会場のファンに向け、「僕たちはもうかなり長い間ツアーをしてきた。ほぼ40年になる。そしてここ4年ほどは自分たちにとって本当に特別な意味を持っていた」と前置きした上で、「We’re going away now.(僕たちはもう去る)」と述べたそうだ。
このコンサートは、9月1日に開催されたベルリン公演でボノの声が出なくなり、急遽振替公演として設定されたライブだった。10月に公開された英タイムズ紙とのインタビューでもボノは、【エクスペリエンス+イノセンス・ツアー】について「特にきつい」と漏らし、「以前のようにはできなくなっている」と明かしていた。
U2はここ2年ほど特に多忙で、2017年には1987年のアルバム『ヨシュア・トゥリー』30周年を記念する世界ツアーを敢行、2017年12月に『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースし、そのスタジアム・ツアーも5か月近くかけて行い、2018年はほぼすべてツアーに費やしていた。
ボノの発言後にU2から正式な発表はなく、彼の言葉の真意は分からずじまいだが、1980年にリリースされた『Boy』の40周年が近いことからも、ツアーや音楽制作そのものをやめるというよりはしばらく休むという意味だったのかもしれない。
◎ファンによる投稿
https://twitter.com/u2gigs/status/1062663296220848128
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