[ネタバレ有] 『ごっつ』世代必見!今田×東野が語った『カリギュラ』最終回に“体を張る”理由
本番前の収録現場でインタビュー

『カリギュラ』シーズン2エピソード18話の収録現場は関東某所にある採石場。
エピソード18はズバリ『今田・東野 世界へ飛ぶ ~The phoenix to the world~』です。
パート1エピソード2話(配信中)で行われた『人間火の鳥コンテスト2018』は既にご覧になった方も多いと思います。
『人間火の鳥コンテスト2018』
![]()
バラエティを滅ぼすな! 芸能人たちが火の鳥となって空を舞う。かつてのバラエティの火種が消えぬよう…出場者は平成ノブシコブシ吉村、ドランクドラゴン鈴木拓、矢口真里、須藤凜々花、加藤紗里。彼らには「燃えなきゃならないワケがある」。ある者は過去との決別のために、ある者はバラエティの未来のために、ある者はリベンジのために…笑いの為なら命ぐらい懸けさせろ!芸能人の命を懸けたチャレンジ。そこには数々のハプニングが待ち受けていた!最後には、感動も…。なぜかわかんないけどマジで泣けてきます…審査員:山下真司、プリンセス天功、登坂淳一。
火に包まれたまま滑空をし、その美しさと飛距離を競うというこの企画、今回は今田×東野が己の体を張って挑みます。
本番では今田さんが炎に包まれた車を運転し、その車のボンネットから火だるま状態の東野さんが湖に向けて滑空をするという内容。
もちろん、この取材時点では本番収録前。リハーサルもしていない状態でのインタビューであり、取材する側も「火に包まれて飛ぶらしい」という事以外、まだ詳しい内容を知りません。いったいどんな内容になるのでしょうか……。
今田耕司、東野幸治 ノーカットインタビュー
眼下には湖が広がる足場の悪い現場には、番組内で見慣れたソファが置かれています。いつもはスタジオの中にあるMC席が荒涼とした採石場にあるので不思議な感じがします。収録準備を控えた制作スタッフの人たちが周囲を慌ただしく動いていました。

「どうもどうも。今日はよろしくお願いしますー!」
聞き覚えのある声とともに、今田さん、東野さんが登場。心なしか緊張した面持ちの二人です。
今田耕司さん:(深夜バラエティ『1or8』の花火企画で大やけどをした)ヒロミさんみたいになったら嫌やー……。あと『ごっつ』の“流しそうめん”思い出すわー。(※『ごっつええ感じ』の巨大料理企画のひとつ)
東野幸治さん:ありましたねー。
今田:「痛たたたたぁー」て、ひがしのり。
東野:ケガするの右手ばっかりなんですよ。
そんな話をしながら、二人はおなじみのソファに腰掛けました。

「吉村越え」をするために用意した
―― これから『火の鳥』のロケということなのですが、意気込みをお願いします
今田:僕ら生命保険にもサインしましたし。
(一同笑)
今田:今から練習するんで何とも言えないんですけど、火薬の量は今までやった30倍!(笑)
30倍やて。あと、車にも火つけるんで。
―― 車使うんですか
今田:(東野さんの体の)火は湖に入ると消えるんですけど、僕は車から自力で飛び出すって。今もうずーっとサニー千葉さんの事を本番に向けて考えてます。
―― アクション映画に挑むくらいの
今田:本当にその気持ちです。初めてのアクション映画みたいな。ドキドキです、まだ未知数ですね。
―― 東野さんいかがでしょうか
東野:シーズン2は「熊を狩ろう」ってことで動いてたんですけど、結果なんか、まぁ「ウソつき」って言われてももう結構です。ウソをついてました。
(一同笑)
東野:結局、カラス食べただけですから「こりゃいかん、なんかせんと」ってことで、急きょ『火の鳥』をやらせてくれ、と。

(※『人間火の鳥コンテスト2018』、平成ノブシコブシ吉村の見事なジャンプをふまえ)
今田:すごい、吉村が。これを超えたいですね。

東野:このままじゃ“Mr.カリギュラ”が吉村のものになってしまうから、なんとかそれを最終回で取り戻して、ハッピーエンドなシーズン2にしたいな、と思ってます。
―― これから臨むにあたり“吉村さん越え”をする秘訣みたいなものは?
今田:火薬です(笑)。
東野:火力ですよ。火力!
今田:吉村は(滑空の)ポージングが結構キレイやったなと思います。
東野:まさに火の鳥になってましたから。手塚(治虫)先生がもしも生きてらっしゃったら、なにかコメントいただけるぐらいの火の鳥です。負けてられません、こっちは。
今田:『今田×東野のカリギュラ』ですから、スタッフの気合の入り方も正直違うと思います。
東野:これでね、変な火の鳥とかしたら帰りの一時間半の工程、スタッフに悪口言われるんじゃないですか。それだけは避けたいんで立派に飛んでみせます!
ハロウィンに浮かれる奴らに言いたい
―― 今日(収録日)10月31日ハロウィンということで都内が浮かれている中、ここで「やってやる!」って意気込みをすごく感じるんですが
東野:ありがとうございます!
今田:オレたちのハロウィンですよ!
―― そういう位置づけで?
今田:当たり前ですよ! 火の鳥誰がやってます? 渋谷の街中で。
東野:やってないでしょ。
今田:誰もやってないでしょ。
東野:俺ら気持ち的に言ったらココから渋谷に飛んでって、火の鳥でスクランブル交差点のところに行きますよ。そんで「軽トラ倒すなぁ!」言うて(笑)。
―― でもこっちの方が過激な
東野:もちろんそうですよ!
今田:だから「過激なことしたかったら場所をちゃんと選べ」っていうことですよ。それを僕はメッセージとして言いたい。
(一同笑)
―― これまで配信されたエピソード2、あえて選ぶとしたらどれを選びますか? 個人的には竹中直人さんの『自作自演やらせドッキリ』がすごく好きなのですが
東野:あー! ありがたいっすよね。竹中先輩来てくれたのが本当嬉しい。

今田:こういう役者さんでシリーズ出来たらまた楽しいなと思うんですよね。それこそもう『カリギュラ』の『自作自演(やらせドッキリ)』なら出るよ、っていうのをやってもらいたい。人のを見たら多分「自分ならこうやりたいな」ってあると思うんですよね。
東野:そうですよね。
今田:ムロツヨシさんとか出てもらいたい。
東野:北川景子さんとかね。「女優さんが考える“ドッキリ”ってどんななんやろ」って思いますね。可愛いやろなー、って(笑)。女優さん目線の可愛いドッキリみたいなのも見てみたい。素敵な男の人が来る、とかあるんですかね(笑)。
今田:変な現場とかになってくるのかな、やっぱ女優さんとかやと。竹中さんもそうやったけど。
―― そんなに現場の空気が異質だったんですか?
今田:やっぱ、画が。当たり前みたいに後輩の芸人がぱーっと出てんのと、竹中さんが急に画角に入るとやっぱ違いますよね。もう色んな意味でも新鮮ですよね。やってる企画ももう一つ新鮮になるし。

- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。