日本発!複数のカードと仮想通貨を一括管理するスマートウォレット「OraSaifu」
キャッシュレス化が著しい昨今。まさに「次世代の財布」と呼ぶべき製品が、日本から登場した。
それがこの記事で紹介する「Orasaifu」である。クレジットカード、デビットカード、そして多銘柄に渡る仮想通貨までもを一括管理し、決済にも活用できるスマートウォレットだ。誰しもがポケットの中にスマホを入れるようになったが、このOrasaifuが現代人の常識として定着する可能性もあるかもしれない。
・NFCカードを複数枚登録
4インチのスクリーンを持つOrasaifu。NFC接触を使って、この製品に手持ちのクレジットカードを次々と登録することができる。そして決済の時は、必要に応じてOrasaifuに取り込んだカードを画面上で選択し、NFC接触。これで複数枚のクレジットカードを使いこなすというわけだが、もちろんクレジットカードでなくともNFC機能のあるカードであれば何でも取り込んでしまう。
Orasaifuにはカメラも搭載されている。これを使って航空券の画像を撮影し、チェックインの際に係員に見せるということもできる。QRコードの認識も可能。
また、Orasaifuは仮想通貨ウォレットとしても機能する。ビットコインを筆頭とする主要銘柄は一通り対応しているようだ。
・強固なセキュリティー
そしてこれこそがOrasaifu最大の特徴と言うべきかもしれないが、この製品はインターネットフリーでUSBポートもない。これは盤石のセキュリティーレベルを意味する。ログインの際のパスワードを5回間違えたら、中身のデータが自動消去される。もし窃盗に遭ったとしても、このパスワードを5回以内に解除できない限りはOrasaifuを捨てるしかない。
Orasaifuには専用アプリもあり、そこから各カードの残高や仮想通貨のレートなどをチェックすることができる。バッテリー寿命は約1週間。充電の際は、わずか1時間で約95%の電力を注ぐことができる。
現在、Orasaifuはクラウドファンディング「Indiegogo」で出資を募っている。価格は1台分の提供枠が139ドル(約1万5400円)から。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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