約4000キロを走破!自動運転型トラックトレーラーが米国でいよいよ実用化へ
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2018年7月には米ベンチャーキャピタル「Sequoia Capital(セコイア・キャピタル)」らから合わせて3000万ドル(約33億円)を資金調達し、世界初となる自動運転型トラックの実用化をすすめている。
・高速道路の走行に特化した自動運転システム
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同乗する補助ドライバーは、物流拠点から高速道路までの一部の区間のみ運転を担当するため、限られた人員を効率的に配置し、安定的かつコスト効率のよい長距離輸送を実現できるのが利点だ。
「Embark Trucks」の公道テストでの走行距離は、すでに10万マイル(約16万キロメートル)を超えており、とりわけ、2018年2月に実施した公道テストでは、ロサンゼルスからフロリダ州ジャクソンビルまでの2400マイル(約3862キロメートル)を5日間かけて見事に走破した。
・慢性的なトラックドライバー不足を解決する手段に!?
米国では、物流を支えるトラックドライバーの慢性的な不足が深刻な課題となっており、アメリカトラック協会(ATA)によると、2017年末時点で、5万人規模の人員が不足しているという。
トラックドライバーの人材確保がより困難となるなか、「Embark Trucks」のような自動運転型トラックトレーラーは、ドライバー不足の課題を解決する手段としても注目されている。(文 松岡由希子)
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