集中レベルを監視して視覚化!認知トレーニングもできるウェアラブルデバイス「FOCI」
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集中力には波があり、長時間持続することは難しいが、うまく管理する方法はある。
「FOCI」は機械学習を用いて個人の意識状態を検出。リアルタイムで認識して軌道修正するためのウェアラブルデバイスだ。ウエストにクリップしておくだけで認知トレーニングができてしまう同デバイスについてご紹介していく。
・呼吸パターンを学習して意識状態を検出
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FOCIでは、呼吸から、「フロー、集中、リラックス、散漫、ストレスフル、疲労」の6つの意識状態が検出可能。意識状態は、スマホアプリに表示のオーブの色で視覚化されるので、集中がそれているときにはそれに気づいて、再び注意を向けなおすことができる。
また、意識状態を客観的に知ることができれば、どんな行動をすれば状態遷移が起こるかももわかってくるだろう。
FOCIの仕組みとしては機械学習を活用していて、ウエストの微細な動きから呼吸パターンを学習し、各意識状態と紐づけている。
本来、呼吸パターンを学習するには膨大なデータセットの解析が必要となるが、FOCIでは、個人が生活の中でリアルタイムに学習をおこなうための機械学習手法を採用している。
・AIトレーナーによる認知トレーニング
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AIが過去の記録を分析して目標を設定。目標からそれているときには振動して教えてくれるほか、実践的な心の管理テクニックを指導してくれるようだ。
また、ハードな仕事で疲労が蓄積してしまう前に、行動回避を促すことで、精神衛生が保たれる。
集中力が保ててレジリエンス向上にも役立つFOCIは、現在Kickstarterで支援を募っており、48ユーロ(約7050円)の支援で手に入れられる。
参照元:FOCI/Kickstarter
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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