カーシェアリングのZipcar、電気自動車300台をロンドンに投入

カーシェアリングの先駆け的存在のZipcarは、英国ロンドンでフォルクスワーゲンの電気自動車「e-Golf」投入する。

今夏にも導入を開始し、年内に325台を展開する見込みだ。

・環境に優しく

会員制のZipcarは、アプリで車の予約・支払いが済ませられるというもので、リーズナブルな価格設定と相まって人気のサービス。2000年に米国マサチューセッツ州ボストンで始まり、カーシェアリング人気に火をつけた。

そして今回、環境問題への取り組みの一環として電気自動車を投入する。そもそも、カーシェアリング自体が環境に優しい事業ではあるが、それをさらに推し進める格好だ。

・乗り捨ても可能に

また、e-Golf導入にあたっては、会員が好きな場所で車を返却できるサービスも展開する見込みで、これにより利便性が一段とアップする。

空港近くで車を借りて、ダウンタウンで車をドロップする、ということも可能になる。

・ロンドン会員は20万人

現在、Zipcarはロンドンに20万人あまりの会員を抱えているという。「電気自動車ってどんな乗り心地?」と興味津々の人も多いはずで、そうした好奇心に応えつつ、他のカーシェアリングと差別化も図る。

ロンドンでのサービスがうまくいけば、他の都市での展開も視野に入ってきそうだ。

Zipcar UK

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