大気中の水蒸気を収集し、一日最大38リットルの水を生成する「DG-10」
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・大気中の水蒸気を集め、一日最大10ガロンの水を生成
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湿度30%から100%の環境で、周囲の大気中にある水蒸気を冷やして凝固させ、1日あたり最大10ガロン(約37.8リットル)の水を生成する。
また、「DG-10」には、活性炭や逆浸透膜(RO膜)、紫外線などを活用した6段階の濾過システムが内蔵されており、最も厳しい基準値をはるかに超えるレベルで水を浄化する仕組み。
生成された水は、家庭用飲用水や畑の灌漑などに、幅広く利用できる。
「DG-10」は、Bluetoothを介して専用スマホアプリで制御する仕組みとなっており、水の生成量や気温、湿度を常時モニタリングできるのも特徴だ。
なお、「DG-10」の稼働には、デスクトップコンピューターの消費電力に相当する500ワットから800ワットの電力が必要だが、オプションのソーラーパネルキットと接続すれば、ソーラー電力を活用することで、オフグリッド環境でも利用できる。
・1499ドルで先行販売中
「DG-10」は、いよいよ2018年第3四半期に一般発売される見通し。
現在、公式ウェブサイトにおいて、1499ドル(約16万4800円)で先行販売されている。(文 松岡由希子)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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