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上司に声を掛けるのが苦手…“イラっ”とされない「声の掛け方」とは?

上司に声を掛けるのが苦手…“イラっ”とされない「声の掛け方」とは?

これまで3000回以上のMCを経験されてきた丸山久美子さんに、「上手にあがりを隠して、人前で堂々と話す・ふるまう方法」について伺う連載の第11回目。今回のテーマは「上司に声をかけるタイミング・声のかけ方」についてです。

丸山久美子(まるやま・くみこ)

まるっと空気を掴むMC、展示会専門接客アドバイザー

1982年、和歌山県生まれ。「人前で話せるようになりたい!」という憧れを叶えるべく、20歳で展示会プレゼンターとしてデビューするも、本番中にてが震えてマイクを落とすなど、さまざまな大失敗を繰り返す。「あがりを克服する方法」や「緊張をなくす方法」を模索するが、改善どころか逆にあがりに拍車がかかり、体調にまで悪影響が。しかし、憧れを捨てきれず、「あがり」や「緊張」と向き合い独自のメソッドを開発。再スタートを図る。以来、展示会やイベントへ3,000回以上出演し、リピート率90%を超える人気MCに成長。2015年から講師活動を開始。「人前で話せるようになりたい!」と願う全国の人々へ、「あり方とやり方」の両面から具体的なノウハウを提供している。

こんにちは!まるっと空気を掴むMC・丸山久美子です。

迷惑なタイミングではないか?失礼な言い方をしていないか?

上司に話しかけるのは、何かと気になりますよね。

気持ちの良いコミュニケーションを実現するためには、相手に合わせる事も必要です。今回は「相手に合わせる」とはどういうことか、即実践可能なテクニックから紹介していきましょう。

要件を伝えてから、相談する時間があるか確認する

例えば、上司のA部長に話しかける時、皆さんの第一声は何ですか?

突然要件を伝えると失礼だと考え、「『いまお時間よろしいですか』と声を掛ける」という方が多いと思います。

けれど、上司に失礼がないよう配慮したはずが、「上司から『何?!』と不機嫌そうに言われ、それ以降話しかけるたびに緊張するようになった」という方もいるのではないでしょうか。

実は、最初に「いまお時間よろしいですか」と聞くことは、“時間に余裕がある相手”に合う言い方であり、忙しい上司に合う言い方ではないのです。

「お時間よろしいですか」と聞かれたら、相手はYesかNoで答えるしかありません。時間に余裕がある人ならYesと答えてくれるでしょう。しかし、忙しい人の場合は違います。内容によりYesかNoか判断しなければならないからです。

忙しい人は、優先順位が高い順に時間配分を構築します。そのため「お時間よろしいですか」と言ってしまうと、「何?!」と内容を確認しようとするのです。決してあなたに対して怒っているのではなく、優先順位を判断したいだけなのです。忙しい上司には要件を先に伝えるようにしましょう。 ×「いま、お時間よろしいですか?」

〇「△△の件で、いま、お時間よろしいですか?」

見た目でもやる気を伝える

人は、視覚からの情報で多くの事を判断するため、態度によってはやる気の度合いまで判断される可能性があります。

“声をかける”という些細なシーンも例外ではありません。少しだけ見た目を整えるだけで、あなたのやる気を伝えることができます。ポイントは「メモを用意しているという姿勢」。ペンを顎のあたりまで持ち上げた状態で、上司に声をかけるのです。

声をかけられると、顔に目が向きます。ペンも視界に入れることで、やる気を伝えることができます。やる気がある部下には親身になってくれるもの。あなたのやる気は、隠さずしっかり伝えていきましょう。

声を掛けたあとは…?話し方の上級テクニック

ここからは、少しマニアックなテクニックをご紹介。私はMCとして3,000社以上の方々と話をしてきました。あらゆる業種、役職、性別、年齢…どんな相手だとしても、このポイントを観察し話し方を合わせると「とても話しやすい」と好印象を持ってくれます。あなたの上司はいかがでしょうか?観察して、話し方を工夫してみましょう。

話すスピードを合わせる

早口の人は、内容を瞬時に理解し、話を先に進めることが好きです。要点をテンポ良く伝えられるよう、箇条書きでメモを用意してから話しかけましょう。

ゆっくり話す人は、矛盾がないか、整合性がとれるかなど、内容を精査することを好みます。あなたが話した後、無言になったとしても、それは精査してくれている証拠。無理やり話しを続けるのではなく、無言のまま待ちましょう。

相手の声に合わせる

人は、自分の声が最も聞き慣れています。話すたびに自らの耳で聞いているからです。聞き慣れた音には安心感を覚えますが、慣れない音には警戒心を抱きます。それは声も同じ。上司の声に合わせて話せるようになると、心の距離もグッと近づきます。

まずは、上司が目上の人と話す際、どんな声を使っているか観察してみましょう。その声は、本人が入社してから最も長く出している声=聞き慣れている声になります。私が観察するポイントはこの3つです。 1.音の高低:高い声か、低い声か、どのくらいの音程で話しているか?

2.声の大小:大きな声か、控えめな声か、ボリュームを観察します。

3.声の種類:よそ行きの作っている声か、ありのままの地声か?

これらのポイントを観察し、相手好みの声に合わせて話すのです。

まとめ

かなりマニアックなテクニックも紹介しましたが、全てに共通しているのは「相手に合わせること」です。気を遣い過ぎる必要はありません。この中の1つだけでも良いのです。全てを自分に合わせて話しかけるのではなく、1つだけでも上司に合わせてみましょう。合わせるために上司を観察するはずです。観察していると、今まで見えなかった上司の動きや苦労に気が付けることもあります。

上司・部下という立場はあっても、同じ人間です。相手を理解することも、コミュニケーションには欠かせないプロセスではないでしょうか。

【参考図書】

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『上手にあがりを隠して人前で堂々と話す法』

著者:丸山久美子 出版社:同文舘出版

 

 

 

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